美術手帖 2015年 12月号

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制作 : 美術手帖編集部 
  • 美術出版社 (2015年11月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910076111257

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美術手帖 2015年 12月号の感想・レビュー・書評

  • 特集は「スター・ウォーズの芸術学」スター・ウォーズは好きなんで(あ。でもまだ新作見てないや・・・)読んでいて面白かったけど、美術手帖じゃなくても読めそうな企画のような気もする。それと椹木野衣と黒瀬洋平の登場回数は毎号通してちょっと多めかも。

  • 特集「スターウォーズを読み解く5つの視点」のなかでも「神話」の視点からの分析がとりわけ納得できた。
    『イリアス』(などの神話)において戦いの描写の根幹にあるのは英雄たち同士の一騎打ちであり、それは競技のように戦われる。…そのことを思い浮かべるのは『スター・ウォーズ』を鑑賞するときに極めて重要になるであろう。▼たとえば、遠い未来においてなされたとされる銀河系での戦争もまた、このトロイア戦争の描写を踏襲し、英雄たちの一騎打ちが歓迎されていることは明らかだ。われわれの時代よりもはるか遠い未来に、われわれが想像することのできる武器よりもはるかに進んだ武器が製造されているに違いない世界の戦争において、驚くべきことに、原爆や水爆などの最終兵器さえも使われることは忘れられている、というか意図的に避けられている。この映画では、その対立が戦闘用の宇宙船に乗って戦われるにしても、それはあくまでもほぼ互角の戦いとして展開されるのであり、圧倒的な軍事的優勢のもとに展開される空爆のような非人道的な戦いは避けられているし、しばしば、戦闘員たちは宇宙船や戦闘機から降り、敵陣に忍び込み、同じようなレベルの武器をもって、個人的に戦うのだ。▼未来における銀河系で起こったとされる戦争が、言ってみれば、トロイア戦争のような古代の戦争と…あまり変わらないのである。基本的に戦いは接近戦であり、違いは武器が大げさであるということにすぎないということは、しかし、『スター・ウォーズ』が、実はそのことのために、そのリアリティーを観客に与えているのだというふうに言いかえるべきなのである。…つまり、観客に気づかれないままに、未来世界を始原世界に反転させることが出来た時、SFの世界は、説得力を持つのである。

  • 美術視点からのスターウォーズ。

  • 特集:スター・ウオーズの芸術学

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