白雪姫の息子 (角川ルビー文庫) [Kindle]

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著者 : 犬飼のの
制作 : 笠井 あゆみ 
  • KADOKAWA / 角川書店 (2015年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (183ページ)

白雪姫の息子 (角川ルビー文庫)の感想・レビュー・書評

  • 初めての電子書籍。
    こちらが特別なのか、挿絵つきで読めました。表紙と中表紙をカラーで見られないのだけが残念かもしれません。

    白雪姫の息子というタイトルで、そのまま、主人公(受)はスノーホワイトという名前なのですが、境遇はラプンツェル。相手の攻は実の兄で第一王子、境遇は美女と野獣のビースト。

    色々と禁忌を犯している内容(親子、実の兄弟)で、レビューをよそで読んだ際にも、エルフのミルクが気持ち悪いなどとあったので、戦々恐々としていたのですが、犬飼のの先生が大好きなので。

    結果、私は全然大丈夫でした。
    童話とかおとぎ話がモチーフになっているのが理由なのかもしれません。エルフも、レビューを読んだだけだと、小さいエルフと白雪姫の絡みがあるのかと思って身構えていましたが、ミルクをあげる際にはエルフも青年サイズになっていて一安心(?)。ミルクだけで大きくなれるわけがないだろ!というレビューもあったのですが、それすらも、だってエルフのミルクだから、魔法の力が込められているから、と説明されて、すんなりと納得してしまった次第です。

    それよりも何よりも、白雪姫(厳密にはその息子)を「純粋で健気、でも淫蕩」というキャラ設定にして、品を損なわずに書ききった犬飼先生の手腕にしびれます。
    普通だったら、ただのビッチ受になりそうなところを、あくまでも相手を恋い慕うキャラとして描いたのはすごいなあと感心しました。

    個人的にエルフたちが結構気に入っていたので、序盤で退場になってしまったのが寂しかったです。お話も、設定も、エロもグロもあって、盛りだくさんで一気に読みました。

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