ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2016年 01 月号 [雑誌] (意思決定の罠)

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  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910059690168

感想・レビュー・書評

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  • バイアスとのつきあい方が中心でした。

  • 梅原大吾の記事が良かった。どこが重要な局面かを知るためにはゴールから辿る。頭のいいプレイヤーは常識に囚われてしまう。常に戦況をみて、冷静に、変化しながら進める。

    ポーター
    第一に製品が自らの状態や環境をモニタリングして報告する機能を備えるため、性能や使用法に関して従来なかった知見が得られる。

    第二にいくつもの遠隔アクセス方法があるため、製品の複雑な操作や運用をユーザーの手で管理できる。

    第三にモニタリングデータと遠隔管理機能を組み合わせると、新たな最適化機会が生まれる。


    第四に、モニタリングデータ、遠隔制御、最適化アルゴリズム。組み合わせると、製品に自律性を持たせることができる。

    デジタルツインというツールの導入が始まっている。DARPAが発表した3Dデータを元にリアルの製品を仮想的に複製するツール

    顧客が好んで使う機能や使いこなせない機能が浮き彫りになる

    顧客関係性の重点が継続的な価値提供に移ると、製品はそれ自体が目的ではなく、顧客に価値を届ける手段になる

    スマート標識 オールトラフィックソリューションズ

    産業用機械のような耐用期間の長い製品のメーカーにとって、アフターサービスは大きな売上、利益源となりうる。

    産業クラスターに属することによって、製造系の企業は今後10年間で学習スピードを速め、優秀な人材の採用でも優位に立つだろう。

    近隣の大学からインターンを受け入れる、あるいは有力な技術ベンダーと提携して人材を派遣してもらう

    イメルトは、ものづくりに携わる企業は全てソフトウェア企業になるだろうといった。この言葉はソフトウェアが製品の根幹をしめつつある状況を、映し出している。

    ソフトウェア業界の勝ち組は、自社製品をサードパーティソフトウェアと統合しやすいように、APIなどのツールを提供している

    製品の利用状況と性能、顧客の嗜好や満足度などである。

    スマートフォンアプリで、運転者を空きスペースに誘導したり、混雑状況を緩和し、スペースの利用効率を高められる。駐車券や料金所なしに清算でき、刻々と変化する需要パターンに合わせた臨機応変な料金設定も可能になる

    GEの強さの背景の1つは、巨大グローバル企業でありながら、企業内で効果的に知の移転が行える点。

  • エバンジェリストの論文が良かった

  • 今月号は”意思決定の罠”。
    意思決定に際しての問題点を洗い出してその対策を
    というところですが、その中でよかった論文は
    『経験は意思決定の敵となる』エムレ・ソイヤー氏
    意思決定という作業は基本的に日常ではありますが
    そのなかでも、そこにバイアスはないのかという
    意識を持ち続ける大事さと、決定のタイミングを
    正しく認識する大事さを痛感します。
    ただ、今月号の論文のなかで秀逸だったのは
    今月のテーマではなく、マイケルポーター氏の
    『Iot時代の製造業』。
    この業界はいろんな、所謂バズ的な言葉使いが、
    本当にバズ的に少し笑えるくらいに、身近でも飛び交っていますが。。。
    クラウド・O2O・オムニ・電力自由化・○VNO・
    ロボット・・(所謂バズワードではない言葉もありますが・・)
    Iotは(これも本当は本質的には言い換えの世界
    ではありますが)世の中を、私の仕事を大きく変える
    事柄ではないかと思っています。
    システムの作り方や機能。役割。システム屋の役割。
    が大きく変わって、立場の逆転・入れ替えが発生する
    のではないかと思っています。追求していきたい
    事象ではあります。

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著者プロフィール

1913年(大正2年)、「経済雑誌ダイヤモンド」の創刊とともに誕生し、2013年(平成25年)には創業100周年を迎えた。「ダイヤモンドのように小さくともキラリと光る」が創業の精神。現在、「週刊ダイヤモンド」「ダイヤモンド・オンライン」などの各種メディアでタイムリーなビジネス情報をダイバーシティ社会に提供するとともに、ビジネス書から生活実用書、経済小説まで、幅広い出版物とメディアを世に送り出している。本書は、同社経営情報編集局・出版編集部で制作。

「2022年 『相続&事業承継で頼りになるプロフェッショナル 2022年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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