COURRiER Japon(クーリエジャポン) 2016年 02 月号
- 講談社 (2015年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910132230267
感想・レビュー・書評
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「10年前。あの日オルベアを選んでいれば。」 自転車 宣伝
マリオ・テスティーノ マドンナやケイト・モスに愛される、内面を引き出したポートレート 写真家
「燃えて行くから、あとは骨を拾ってくれ」 川崎宗則
名門大学の医学部 絵画鑑賞やダンスを必修にする動きが。
絵画によって「視覚的な診断スキル」が向上 「対話」 「共感力」
世界を変革する「39のイノベーション」
・ウィルス感染履歴がわかる血液検査
・スマート・食品ラベル ゼラチンを使用したラベル触覚でわかるように。 やがてデコボコになる
・ドローンが「音波消火」
「軍事政権下では、どの本を読むか、どの映画を観るか、どの神に祈るかということが政府に指示されていました。そんな環境で育つと、法律の網をくぐる方法が自然と身につきます。我々にとってハッキングは生活の一部なのです。」 アルゼンチン 優秀なハッカーが生まれる理由
夫が自爆した数日後に次の夫が・・・
読書
他者と共感する力が高まり、社会的な支援に積極的になることが証明されているのだ。
「読書には、他人の立場で物事を見ることを促す非常に大きな力があります」 別の人生を経験
「語る価値のある物語とは、既存の枠組みを打ち破る物語のことなのです」 67
作家フィリップ・プルマン
「食べ物と住まいと仲間の次に私たち人間の暮らしに欠かせないものは物語である」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ビットコインを支える革新的技術ブロックチェーンが金融界を握る」の記事が興味深い。
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読書の効能:物事を決断する 計画する 優先順位をつける 能力
「人生に山や谷は避けられないものだ」と理解する。
うつを防ぎ、共感力を高める 一日に数分間でいい
読むべき本ではなく読みたい本を読む
週に30分だけ読む習慣をつける
読書の課題を設定し、変化をつける
面白いと思えなければ途中でやめる -
本の特集だったから買ってみた。
本に関する部分は少ない。
が、全て読んでみて、とても面白かった。勉強になったり、取り入れてみようと思ったり、当たり前のように注釈なしで書かれている物事がわからなくて、やばい、調べてみよう、と思ったり出来た。
もっとゴシップ的な雑誌なのかと思っていた。(政治的なゴシップ雑誌だと思ってた。)
これから、毎月読んでいきたい。のに、これからは紙媒体じゃなくなるの⁉︎
やっぱり紙が好き。。。
「本を習慣的に読む人は、『物事を決断する』『計画する』『優先順位をつける』などの能力が、読まない人に比べて優れていることが明らかになっています。読書によって、『人生に山や谷は避けられないものだ。』と理解できるようになるからでしょう」p68
英国団体「リーディングエージェンシー」
「好きで本を読む習慣のある人は、それがない人に比べて、ストレスや落ち込みを感じる率や認知症になるリスクが低い」p68
「習慣的な読書を通じて、他者とコミュニケーションをとろうとする意欲や能力が向上し、他の人の価値観を尊重して偏見なく受け止める姿勢も育まれます。そこから社会問題や文化の多様性に広く目を向け、高い意識を持つようになります。見えている世界の枠組みが広がり、その中での自分の立ち位置が安定するかrです。」
focusing on what I can control
「自分がコントロールできることに集中する」
坊主バー@四谷
グーグルトレンド
他人が望む自分を演じるなんてつまらない(マリオ・テスティーノ)
「夢の技術」
36 週休三日制 37痛みを測定するコンピューター
2016.01.06 -
世界で一番美しい本をつくる男 Steidl、大人の塗り絵が紹介。一冊数万円する芸術品ともいえる本やスマホやデジタルから距離を置いたアナログな世界が”シェア文化” のなかでこれまでには考えられなかった形で受け入れられていることは注目したい。
3月からクーリエジャポンが紙からデジタルメディアに移行するということで、紙での読書体験ができなくなることは残念だが、期待を裏切らないコンテンツを引き続き期待したい。 -
今回が、雑誌としての最後のクーリエとなる。来月号から会員制ウェブメディアになる。そんな神の媒体としての最終号の特集は、読書。
物語の世界にも今話題の人工知能がやってきている。人工知能「先生」による物語がネット上に公開されている。作者の名前は、「シェエラザード」だ。この「先生」を生み出したのは、アメリカ、ジョージア工科大学のマーク・リードルの研究チームだ。
物語が書けるようになれば、書評も人工知能が書けるようになってしまうのかというと必ずしもそうとは言えないようだ。決まりきったニュースの記事なら書けるようになるだろうが、文学のようないろいろな要素が組み合わさったものを書くのは難しい。
読書の効果を説いている記事が取り上げられている。読書によって心身のバランスを整えることができるということが述べられている。読む時間がなかなか取れないという人のために方法が述べられている。
1.「読むべきだと思う本」ではなく「読みたい本」を読む
2.週に30分だけ読む時間を作る
3.読書の課題を設定し、変化をつける
4.面白いと思えなければ途中でやめる
特に4はその通りだ。役所の計画ではあるまいし、一度始めたら最後までやるというのは時と場合による。
ほかの特集として新しい文明が目前に!姿を現した「夢の技術」というもうすぐ新年を迎えるこの時期にぴったりの記事が載っている。これはと思ったものが2つある。それは、「脳波がパスワードの役割をする」と、「スマート・食品ラベル」だ。前者は、脳波の変化を認識したコンピュータは誰がPCを使っているのか94%の制度で充てることができる。後者は、最初は滑らかだが次第に傷んでいき、でこぼこになるというもの。中身の鮮度の落ち具合の速度と同じだそうだ。
Googleだけが知っている各国の“Japan” 検索事情では、日本のどんな点が気になっているのか浮き彫りになっている。いくつか載っているが、あの総理大臣については関心が低いようだ。食べ物に関しては、寿司が多くの国で1番目になっている。
紙で読めるのは今月号が最後だ。創刊号からずっと買ってきたので寂しい面はあるが、ネットになったらどうなるのか気になるところだ。お値段は、940年(税別・予価)で雑誌の時よりも140円高くなるだけだ。本家のCOURRIER INTERNAIONALは、毎週発行しているので、ネットになるともっといろいろな今までは紙面の都合で扱えなかった記事も読めるようになるのかな。
クーリエのブログ
http://courrier.jp/blog/
COURRIER INTERNAIONAL(フランス語)
http://www.courrierinternational.com/