夜の底は柔らかな幻(上) (文春文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 鈍色幻視行の反動でゴリゴリのファンタジーを読みたくなったので、久しぶりに再読
    上巻の、日常とまだ地続きな不気味さがとてもゾクゾクと楽しい

  • 本屋大賞「蜜蜂と遠雷」で話題の恩田陸作品。恩田陸作品は「夢違」に次いで2作目。
    どちらかというと「夢違」の方が印象に残る作品。
    「夜の底は柔らかな幻」は、読んでいるときはかなりワクワクしつつ、読んではいたんですけど。時間経過とともに、薄らいでしまう。
    現実世界だけで描かれてはいないので、そのあたりがイメージできないと、読んでいてもピンとこない。
    上下巻なので、物語は長いです。読み終えると「読んだぞ!」と自分を褒めたくなる小説。つまるところ、ちょっぴり長いのかもしれないです。不思議な世界の旅でした。

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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