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- / ISBN・EAN: 4988021144773
感想・レビュー・書評
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絵のせいで観る気がしなかった。そして今観て 正しかった部分も多々あった。でも絵のおかげでムムッって感じてしまったとこも多々…。こんな展開なんだと心揺さぶられてしまいました。
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バケモノである熊徹に育てられた人間の少年・蓮。
それぞれが支え、支えられ、成長していく。
育てられるのは子供だけじゃない。
親だって子どもに育てられる。
一歩間違えれば邪悪な考えに陥ってしまう。
しかし、支え合うことで克服できる。
人としての大切なことを教えてくれる、そんな作品でした。 -
主人公が師匠の下で修行を重ね、強くなるというあらすじは、『ベスト・キッド』や『カンフー・パンダ』と共通する。
しかし、同2作と比較して、主人公の成長ストーリーは然程強調がされておらず、寧ろ人間の「心の闇」なるもの、及びその克服に焦点が当てられているように思われた。
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バケモノの子、いまになって観賞。
バケモノの世界が幾分中華文化が混じったモロッコだった。モロッコだったなぁ~。
マラケシュとフェズとシェフシャウエンが交じり合ったような雰囲気で、モロッコだったわ~。
熊徹と九太たちは西遊記ちっくな印象だったけどね。
印象としてはサマウォーズとジブリを掛け合わせたような、ちょっといろいろ盛り込んでみたけど逆に新鮮味はなくなってしまってしまったような感じですかね。
まー良くも悪くも今っぽいなとは思う。
鯨がね、メルヴィルの「白鯨」と一郎丸の闇と、復讐と見せかけて自分自身と戦っているってメタファーなんですな、きっと。
楓ちゃんとの関係は今一歩踏み込んでほしかったかな?
決してつまらなくはないんですけどね、あんまり世界に引き込まれなかったなぁ。
モロッコ的!っていう点でプラス1点てことで。 -
人は誰でも闇をもっていてその闇に負けてしまう。
闇に落ちるのは自分の心の弱さ。
でも、人は1人で生きて行けない。
だから、闇からまた戻ってこれる人もいる。
「俺のやる事そこでだまって見ていろ」
「おう、見せてもらおうじゃねえか」
へへへっ。
はははっ。
かもしれない。-
2016/07/21
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家族三人で観てて、最後は皆で拍手喝采しました・・・!
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作画が細かくてついつい見ちゃう〜!渋谷の街がかなり細かく描かれていて、あぁあそこかぁ、と記憶と重ねてしまった。クジラと戦うシーンも光の描写がめちゃくちゃ美しかった。一郎彦のキャラデザイン好きだったなぁ。曇りのない幼少期も闇落ち後も推せる。
本作は細田監督に息子が産まれたことからどう子供を育てるかがテーマになっていたそうで、親だけじゃなくていろんな人に育てられるよね、みたいなことが伝えたかったよう。あとこの人ほんとクジラ好きだね。色んなものへのオマージュも感じられる作品だった。
そして声優陣も今振り返るとかなり豪華だ。
うーん、アニメーション映画の感想って難しいなぁ。