「読まなくてもいい本」の読書案内 ――知の最前線を5日間で探検する [Kindle]

著者 :
  • 筑摩書房
4.12
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本棚登録 : 146
感想 : 12
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感想・レビュー・書評

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  • ポストモダンの思想なんて、今更話題にもならないので、あえて「読まなくていい」という必要あるのかなと思った。

    各章末とも非常に違和感を感じる構成となってて、読みにくい。Wikipediaの記事をコピペして、無理やり話をつなげているようなにみえた。

  • ほとんど読んでない

  • 著者の主張としては、最近の進歩で、心理学、政治学、経済学、生物学などにおいて、大きな知識の転換があり、それ以前の本は既に読んでも意味がない状態となっている。それが理解できるように、その知識の転換に関して、解説している。これにより自動的に読まなくていい本が分かるであろうということである。僕自身の個人的背景知識の問題で、複雑系や功利主義の部分は消化不良であった。人類は今まで失敗を繰り返してきたと思うので、これに乗っかって、新しいパラダイムの知識を身に着けて進んでいけば大丈夫と断言することは僕にはできなかった。おそらく、よく理解できる人はそう思えるのかもしれない。最終章の功利主義に、進歩によりこうなっていくしかないんですよと書きながら、著者の政治思想のようなものが見えるような気もしました。リベラリズムとリバタリアニズムとコミュニタリアニズムの図は、政治に疎い僕にもすっきりわかってよかったです(本当にこの図が皆が納得するものかは知りませんが・・・)。

著者プロフィール

2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』(以上ダイヤモンド社)『「言ってはいけない? --残酷すぎる真実』(新潮新書)などがある。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信など精力的に活動の場を広げている。

「2023年 『シンプルで合理的な人生設計』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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