鴨川食堂おかわり (小学館文庫) [Kindle]

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  • シリーズ第2弾。ドラマから入ったので1作目はドラマとの違いが気になってしまったけれど、2作目ともなると小説のシンプルな世界にも馴染んできたように思う。流さん、ケーキも作れちゃうんだな^^。ネコの「ひるね」の存在とイラストに癒やされる。

  • 帯には“京都発!美味しいミステリー!”とあるけれど

    ミステリーというより探し物かな~

    “鴨川食堂”の奥にある鴨川探偵事務所の名前のとおり
    思い出の食を探して歩く物語

    再現した食を前に流れが語る物語こそが
    依頼者が探したい食なんですね~

    私なら


    やはり母が作ってくれた“ハンバーグ”を
    探してもらうかな~

    小学生の頃、私のリクエストに答えて作ってくれた母
    多分、その頃はハンバーグが普通の家の食卓に
    それほど乗る時代じゃなくて
    母はレストランやデパートの食堂で食べたハンバーグを思い出しながら、見よう見真似で作ってくれたんだと思います~

    母が亡くなって30年近くになるけれど
    あのハンバーグの味は今も残っています~

  • 前作に続き安定の。BSのドラマを見ているので、文字を読んでいても頭の中ではドラマ仕立てに変換されるという。
    味の描写が繊細で、京都のそして和食のよさ、それから、
    流こしい親子の心遣いがよく読み取れる秀作。
    どれも食べたくなる。

  • 2巻続けて読了。「食を捜す」探偵さんは料理人でもあり、毎話、彼の出す料理の数々がとても美味しそうでイマジネーションが膨らみすぎて困る。いろんな人がいろんな事情で食を捜しにやってくるのはまあおもしろいんだけど、やってきかたとか、受け答えとか、猫とのからみとか、とにかくひたすらワンパターンなのでいい加減飽きる。ちょうどドラマがスタートしたので見てみたが、ショーケンはちょっと違うんよなあ。。。京都弁下手だし。。。

  • 料理雑誌に載せた、たった一行の広告。「食、捜します」という言葉だけを頼りにやって来る依頼人たちの願い。
    元刑事の勘を活かし、鴨川流がその味を捜し出し、依頼人たちの心に刺さった小骨を取り除いていく……。

    2015年12月17日、電子書籍にて読了。
    第一弾より、この「おかわり」の方が断然好きです。
    第一弾はさっぱり味でしたが、味付けが濃厚になっている、という感じで美味しく読ませていただきました。

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「2023年 『歩いて愉しむ京都の名所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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