オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家~ゾラ傑作短篇集~ (光文社古典新訳文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ゾラの短編集というのは他に翻訳されてないとのこと。高校生の時、居酒屋」とか「ナナ」とか教養だし読んどくかぁと思い読んだ記憶。どちらも面白かったという記憶も特に無く。今回は新訳かつ短編集ということで、わりとサクサク読めました。フロックコートとか皇帝とかが出てこなければ現代の小説でまあまあ通るかなと。
    表題作は病弱青年が死んだと勘違いされて生きたまま埋葬される作品。江戸川乱歩とか「後ろの百太郎」を思い出しました。「呪われた家ーアンジェリーヌ」はゴシックホラー色が強い作品で、これが1番良かったけど「アンジェリーヌ、アンジェリーヌ、アンジェリーヌ」の三連呼は正直、笑いそうになりました。

  • イワンイリイチの死で、主人公がゾラを読もうとしてるシーンがあったので読んでみた。

    実際に読んだのは生き埋めになった人の話と、偽装結婚した人の話だけだけど…前者の話はともかく、後者の話はどうしてそうなるのか全然わからなくて、それ以上読むのをやめてしまった。

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