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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4571487562412
感想・レビュー・書評
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戦争中――夜毎に焼夷弾が降り注ぐ戦争末期の東京の空の下
正しい、普通がわからなくなるような不条理で理不尽が日常になっている中で
若い年頃の女性が恋をするということ……
「~ですわ」と貞淑で丁寧な話し方をする主人公の里子
それでもにじみでている若さあふれる色気
真夏で汗だくなのもあって、なんだか香ってくるようだった
二階堂ふみちゃん、すごいなと思った
助演の母役の工藤夕貴と伯母役の富田靖子も、主演は食わない程度でありながら「女」の強さと脆さと細やかさを感じさせる演技が、とても良かった
映画本編があって、エンディングには茨木のりこの詩「わたしが一番キレイだった頃」の朗読
詩の内容と二階堂ふみちゃんの声に、ゾクっとした詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長谷川博己がやはり好きだと確認した。
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これほど狭い範囲を描いた、感情を揺さぶられない戦争映画も珍しいんじゃないか。だからこそ、独特のリアリティがあった。まるで今の延長のような感じがした。