作家の収支 (幻冬舎新書) [Kindle]

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著者 : 森博嗣
  • 幻冬舎 (2015年11月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (112ページ)

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作家の収支 (幻冬舎新書)の感想・レビュー・書評

  • 電子書籍の整理をしていたら買ったまま放置されていたので消化。小説家がどのくらい稼げる職業なのかという収支を、自分を例に挙げ具体的に解説しているのが面白い。ただ印税率などは他の作家さんもそう変わらないと思うが、小説を書くペースがかなり特殊な方なので、誰もがこうポンポン書けると思ってはいけない。これからの出版業界はますますマイナになっていくだろうという予想には同意。作家志望の人に向けては「どう書くか」ではなく「書くか」なのだと。自分の勘を信じる、自由であり続ける。ジョブズの「ハングリーであれ、愚かであれ」を思い出した。

  • 『すべてがFになる』等の小説で有名な森博嗣さんが、大胆にも自分の作家としての収支を曝け出した本です。
     
    まさに作家の収支が具体的に書かれた本。
     
    森さんはエンジニア出身だけに、若干親近感が湧くのですが、私はここまで開けっ広げにできないな~、というくらい衝撃的な内容です。
     
    作家という職業に興味のある方は読んで、現実を知ってみては如何でしょうか?

  • Kindleのセールにて購入。


    当たり前だけど

    作家とは職業なのだなぁ・・・と再確認するために。

  • 非常に読みやすかった。
    大学の先生をされていたとのことで、論理的で理解しやすい文章を書き慣れている感じ。
    最近はミステリーはあまり手を出さないのだけど森博嗣さんの作品をちょっと読んでみようかと思う程度には、本書に満足している。

    具体的な数字を挙げての、まさに作家の収支。
    とても興味深かった。

    森さんの作品は今回が初めてだけど、書店等で見かけたことは何度かあった。しかし読んでいていちばんの衝撃は、名前の読み方がMORI HIROSHIだったこと。MORI HIROTSUGUだと思ってた。

  • おもしろい。これまで刊行した本がどれだけ売れて、その結果、森氏にどれくらいの収入があったのかなどが赤裸々に語られている。さすが文章は理路整然としているが、エッセーっぽくけっこう行き当たりばったりなところもあるが、それがまたお茶目に感じる。また、単純に収支の話だけではなく、小説家という職業のあり方、出版社が担うべき役割など、出版業界に対する個人的な見解も述べていて、満足感がある。しかもkindle版だと299円というのがうれしいところ。

  • 被(かぶ)って過去に2冊(Kindle(電子)と紙片の両版)を登録してしまった!のですが?…。コメントが被って無かった!ので…2冊共削除(選択して1冊に)する選択を、止(や)めます。

    あぁ〜!今これを書き込んでる方は?、拡散してと言う悪意抜きでも…Kindle版の方ですよ。

  • この森博嗣さんという方の作品は読んだことがなく、作品名を知っている程度ですがなんとなく気になったので購入&通読。
    森さんの作家としての収支について、淡々と書かれています。とても興味深く最後まで飽きずに読めました。
    この本には何か小説なんてものは誰でも書けるという風に書かれていますが、そこは森さんご自身があまりに優秀で才能(または訓練の結果)があったため、簡単に書けてしまうだけでしょうね。例えば、この程度の長さのレビューでも構成がおかしいとか、まとまりがないなと四苦八苦しながら書く凡人には本当に無理です(笑)
    その上で多作ということになると本当にプロの中でも限られた人にしかできないんじゃないかと思います。(これも森さんは簡単にやっておられるので本当にすごい)
    小説家志望の方の参考になりそうな内容もいくつかあって、そういった方にもお勧めしたい本です。

  • 親切心だけでよくもまぁこんなに明け透けに書けるもんだ。すんごいいい人。分かり易く論理的に書いてあるからスラスラ読んじゃった

  • もともと興味があったのだけれど、kindleで異様に安かったので購入(確か200円くらいだった)。電子書籍は無料のものばかりを読んでいるけれど、新書などは場所をとらないで済むので電子書籍に移行できればなと思っている(元から新書はあまり読まないけど)。

    内容について。これだけ作家の懐事情をあけすけに書いた本というのはそうないのではないだろうか。それは多くの作家がやはり「お金のために書いている」ということを認めない、隠そうとする傾向にあるからだと思う。
    森博嗣は執筆当初から(ややポーズもあるだろうけど)ビジネスとして小説を書いていると公言しているので、これだけ書くことができたのだろう。出版社も結構な勇気が必要だったのではないかと思うのだけれど。
    森博嗣が自分のことをミリオンセラーが無い故にマイナー作家に位置付けているのには首肯しかねるが(しかし、ミステリを全く読まない人は知らないか)、どの作品でどれだけの利益が上がって…と分析されているのは非常に興味深かった。
    作家志望の人に向けて「とにかく間を置かないで書きまくれ」というアドバイスをしていますが、それができりゃあ苦労しませんよ、森さん…。

  • 理路整然と、作家としての収入・支出が解説されている一冊。

  • 自身の作家生活収支に絡めて,作家とはなんたるかを森さんなりに語った新書。
    結局森さんって,大前提としてずば抜けて勤勉なんだよなあと思う。目標意識とか心の持ち方とか精神論とか,いろいろあろうけど,コツコツ真面目に積み重ねていく意志を忘れちゃ意味ないんだろうなーとか思いながら読みました。

  • のっけから小説は読まない。好きじゃない。単なる生活の糧だ、と明確に宣言しているのに面食らった。大学の助教授をしていたというのに、アカデミックではなくとてもビジネスライクなアプローチを採っているのが経済的な成功の源泉だと思われる。圧倒的なヒット作がなくとも、矢継ぎ早に作品を出すことにより相乗効果をもたらすという戦略は、最近読んだ大家の姿勢とは違い興味深かった。著者の小説は読んだことがないので、ちょっと読んでみたくなった。これぞまさに著者の思う壺。

  • 小説雑誌などでは、原稿用紙1枚に対して、4000-6000円の原稿料
    新聞の連載小説は1日分が2万-5万円。その代わり、文字数の規定が厳しい。

    【印税率】
    本の価格の8-14%。基本的には10%だが、ラノベなどはイラストレーターに2%払って8%になる。
    雑誌で連載された作品の単行本は10%。書き下ろしの単行本なら12%、慣例では3年後に文庫になって10%。最初から文庫なら12%。
    電子書籍は15-30%。

    ブログ(webでダビンチ)で年収1000万
    1日15分で、纏めて文庫にもなって、その印税も込み

    【どう営業するか】
    まずは発表すれば、それを見て向こうからやってくる。
    ・賞などに応募する

  • Kindleで安かったので購入。

    森作品もエッセイ自体も読んだのは久々だけれど、すごく読みやすくてびっくり。

    思ったより稼いでいるなあという印象だけれど、どのビジネスにおいてもやっぱり「止まらない」ことが何より重要だと感じ、遠目。

    サイン会・握手会などのイベントもとにかく費用対効果で考えられてて、新鮮だったと共に納得。

  • 面白かったです。でも私も半分似たような仕事をしていて、例に出ている出版社も知るところだったので、そのあたりの新鮮味はなかったかな。
    もし筆を折るなどして、今の業界と全く接触がなくなったら、こういうの書いてみたいかも?
    この本とは逆にそんなにもらってなかったの!?みたいな視点になってしまうと思いますが(笑)

  • 森先生(作家の中で唯一お会いしたことがあるためなかなか呼び捨てにはしづらい)の正直なところが出ている作品。

    先生のなかではすでに引退したとご自身を位置付けられているが、他の平均的なミステリー作家と比較しても出版のペースは悪くない。

    私自身は作家になろうと思はないが、本気で職業作家を目指す人がいるのであれば読んでおいて損はないだろう。

  • 作家の収入の仕組みについて知ることができて、面白かった。
    著者の原稿料から、印税、講演会のギャラの詳細まで公開されていて、うなる部分が多かった。
    また、小説家という職業、出版社の担う役割、業界に対する個人的見解、さらに電子書籍に関してまで触れていて、満足感があるものだった。

  • 小説家は儲かるのか?
    ベストセラー作家と呼ばれる森博嗣さんが、自身の印税や刷られた数を惜しげもなく披露されている。
    また、作家としての収入(印税など以外)の講演会や作品のメディア化のお金まわりも大胆に披露している。

    この本を読んで、儲かりそうって感じる人もありつつも、ここまでの売上をコンスタントにあげていた作家さんってどれぐらいいるんだろう、、、と思う。
    最後に、浮き沈みがなかった作家生活とかいていて(一応引退宣言をしているため、過去形)その通りでたいていの作家さんが浮き沈みがある。それがないというのは、自身では否定しているけど、森博嗣さんはやはりベストセラー作家なんだと強烈に思う。

  • 森博嗣は天才だと感じてしまう。

    小説は特に好きでもなく、仕事だから書いている。だからスランプにも陥らない。

    小説家となると、やはり本が好きだというのは勝手なイメージだろうか。

    しかし、森博嗣のように小説を書ける人はなかなかいないだろう。

    この本は、そんな著者の、作家としての収支を書いた本。収入は主に印税、支出は生活費を除くとほとんどかからない、とても元手がいらない職とのこと。

  • 小説雑誌で原稿用紙1枚に対して4000-6000円
    新聞連載小説は1回5万円ほど

    森の場合時給換算すると時給10万円
    ゲラチェックなど含めると時給5万円

    印税率は8−14%
    描き下ろしなら12%それ以外10%が多い

    すべてがFになるの場合ノベルスで1400万円、文庫で4700万円

    森博嗣のイン税額はピーク時1億1200万円(年間)

    ーーー
    入試問題に使われた場合、
    1件で毎年数万円が問題集などから発生。
    模試使われる場合1000円〜2000円

    ブログ収入
    300字5000円で書いていので1日15000円、1ヶ月45万円。ブログ本の出版で100万円程度×4
    。1年間では1000万円近く

    文庫本解説
    10万円くらい
    帯文
    2-3万円

    電子書籍の印税率は15-30%
    翻訳された場合は、翻訳者と50%ずつ分け合う

    漫画化された場合、3:7,2:8などの配分で漫画家と分け合う

    サイン会は一回10万円。ただし無償でやる作家も

    講演会は40万円/時。トークショーだと10万円程度

    ドラマやアニメは1時間で50万円。劇場映画の場合数百万円

    ゲームの場合も売上の数%

    コカコーラの以来でドラマ原作小説を書いた時には1000万円もらった

    スカイ・クロラでは、映画化使用権、映画による増刷などで1億円稼いでいる

    スカイ・クロラパチンコ化の話の時は500万円(ただし、話は流れた)

    教科書の使用の際は、ひとつひとつは商学だけど、森の場合、1年50万円程度になる

  • 作家は、どれだけ儲かるか?

    誰も書かなかった小説家の収入の秘密と謎を、余すところなく開陳した前代未聞の1冊。

    ・あなたは小説家の文章がいくらで売れる知っているか?
    ・僕は1時間で6000文字(原稿用紙約20枚分)を出力する。
    ・傑作も駄作もエッセィも原稿料はあまり変わらない。
    ・人気作家の人気とは「質」ではなく、あくまで読者の「量」のこと。
    ・印税はふつう10%だが、交渉次第で数%上がる。 ・1冊も売れなくても印税は刷った分だけ支払われる。
    ・これといったヒットもないのに、いつの間にか「Amazon 殿堂入り作家20人」に!

    第1章 原稿料と印税
    第2章 その他の雑収入
    第3章 作家の支出
    第4章 これからの出版

  • 原稿料、印税など作品から得られる収入や講演料などの副次的な収入、そして経費といった支出も含め「森博嗣」という作家の収支を事細かに公開する本。

    比較的上梓数の多い作家であり、また作品がドラマや映画、アニメといったメディアミックス的な展開もみせることから一般的な「作家」というよりはやはり「森博嗣」の特徴的な面も多く出てくる。これを読んで作家を目指している人間が「よし自分も!」と意気込むも良し、別世界のできごとのように「気ままな印税ぐらし裏山」となるもよし。ところどころに作家に限らない商売上の心得みたいなものも得られ、なかなか面白い本でした。

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