或る集落の● [Kindle]

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著者 : 矢樹純
  • 2015年11月24日発売
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (95ページ)

或る集落の●の感想・レビュー・書評

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  • 薄暗い田舎の因習をテーマにした連作短編最後の話が大変好み。

  • とある山村の集落に伝わる因習に纏わる連作短編集。
    この作家さんを存じ上げず、偶々KindleUnlimitedで見かけて読んでみたのですが、当たりでした。
    湿度の高い暗さだけでなく、哀切さを感じる4つの物語。後味が悪い物語OKな人にお薦め。

  • 青森の山奥の集落を舞台にしたホラー短編集です。なんだかよくわからないアンタッチャブルな存在が複数居て、主人公たちがそれぞれ奇妙な関わりかたをして翻弄されます。人間にはどうしようもない存在というあたり、クトゥルーっぽいですかね。中途半端なもやっとした結末で、イマイチ好きになれないです。唯一、猿とのディープキスのシーンだけは秀逸。

  • 出張からの帰宅時、新幹線に乗車する前にKindleストアで購入
    したモノ。「ホラー」というキーワードで検索し、タイトル内
    の「●」に惹かれた結果。矢樹純はもちろん読んだことも聞い
    たことも無い作家だったのだが、これが・・・。

    青森県のある集落を舞台としたホラーで、形式は連作短編。
    章ごとに語り部は変わるのだが、共通の登場人物がひとり。
    やや淡々とした心情描写で物語は進むのだが、とにかくゾワっ
    とした悪寒が治まらない。やたら怖い。

    名言こそされいが、タイトルの「●」にもちゃんと意味があり、
    そこらへんにゴマンとある同種の作品とは完全に一線を画す、
    気合いの入ったホラー。それだけでなく、最後にはちょっとし
    た切なさすら感じる。最近読んだこのジャンルの作品の中では
    群を抜いた説得力を有する、凄い作品だと思う。

    この作家、実の妹とタッグを組む漫画原作者らしい。
    言われてみればこういう不思議な話は二次元での表現にも凄く
    向いている気がするし、もしコミカライズされるのであれば
    間違い無く読んでみたい気が。

    かなり良い作家を発見したかも。取り敢えずKindleストア内の
    作品を片っ端から読むことにします!

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