太陽の中にいるみたいに明るくて
零れ落ちる光のように 楽しさが溢れている
こんなバンプオブチキン、知らない
悲しみが
蝶々のように舞う
もう重たい月みたいではなくて
勇気や強さや優しさが
こんなにも寂しさを軽くしてくれる
言葉は心の奥まで
沈んでいかない
必死なんだけど
もう 苦しくはない
苦しいんだけど
確かに 信じている
言葉が 確かな輪郭を纏って
軽やかに 降り注ぐ
優しく まあるく
―――夜が明けた
痛みよりも その眩しさを
信じてみようと思った
もう 重苦しい言葉は
必要ないんだね
もう それまでのバンプじゃないかもしれないな
でも そういうところで歌ってほしいなって
思っていたから
ちゃんと明るい場所に
彼らの音楽は 彼らを連れて行ってくれたんだなって 思った
――――――
歩くのが下手って気づいた
ぶつかってばかり傷だらけ
昨日どうやって帰った
体だけが確か
誰にも聞こえない悲鳴が
内側で響く
あまりにも静かだったら
いろんなことを思い出す
あの温もりが 何度も聴いた声が
君がいた事が 宝石になった日
何もない あんなに抱えていた
カタチを守る言葉の盾
離さないで 離さないで
誰がそこにいるの
誰の声も届かないほど 深い場所で生まれた呼吸
ひとりぼっちのこの手を 引っ張って連れていくよ
この手で
言葉を当てはめたら 壊れるから
出てくるままのかたちで 伝わるから
もう消えない 消えないよ
そこから伸びた時間の上を歩くよ
離れない いつでも側に
僕の中に 一番近くに
――――――「Butterflies」によせて
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