- Amazon.co.jp ・電子書籍 (286ページ)
感想・レビュー・書評
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正直にいうと、お涙頂戴的な小説は(読者を泣かせよう泣かせようとする小説は)どうも苦手で、この本もずっと先延ばしにしてきました。
ただ、実際に読んでみると、タイムトラベルというSF的な要素と特殊なタイムトラベルのルールによって、とても軽くなっていることに驚いたし、とても読みやすく思えました。
感動がじんわり心に染み渡る感じがとても心地よかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どの話もとても感動しました。過去に行ったところで、過去は変わらない。でも今の自分を変えることはできる、人間の素敵なところだなと感じました。
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「よかったね、と声をかけたくなる本」
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オーディオブックにて。
多くのルールを守れば過去へ行ける席のある、不思議なカフェ。
過去に行けるということは、いま聴いているこの物語は未来からきた人達がやってきた過去なんだと知ったときは面白く感じた。
例えば登場人物たちと同じ境遇であれば、オーディオブックの声が自分に合えば、もっと心に染みたのかもしれない。
オーディオブックは一部の過剰な演技が気になった。オーディオブックで物語を紡ぐということは、聴く側の心が入る隙間が必要なんだなと勉強になった。 -
私は割と涙もろいタイプなのですが、この本を読んだ時には、恥ずかしながら号泣してしまいました。ハンカチだったら3枚は準備しないといけないですね。
この本は映画にもなっていますが、そちらも観てみたいと思います。
本当にサクサク読めるので、普段小説をあまり読まない方にオススメです。ある意味「入門書」として最適かも。 -
人の心は単純で、事実を受け入れるためには、自分が納得していないと、できることではない。
この喫茶店は、「納得」するためのやり直しができる、神様からのプレゼントなんだと思う。
人物名とキャラクターが一致しないまま読了してしまった… -
第四話『親子』がお気に入り。
喫茶店の情景を細かく想像できる描写がとてもよかった。 -
よい
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映画を観た後に読んだため、内容が少し違った。
が、個人的には本の方が好きだった。
もう一度、映画を観たくなった。
特に認知症の話は切ない気持ちになり涙した。
続編のこの嘘がばれないうちにも気になる。