語彙力こそが教養である (角川新書) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • やや拍子抜けするほど読みやすく、さくさくとページが進んだ。
    いとも間口が広そうに見せて、もしや出口はとてつもなく狭いかと勘ぐってしまうほど。

    【言葉は身の丈】であるから、語彙力を磨くことで【一目置かれる存在になる】という。
    そして何よりも、【語彙が豊かになれば見える世界も変わる】ということ。
    語彙のインプットとアウトプットを繰り返すことで教養あふれる大人になろうというのがこの本の主旨。
    インプットの方法としては毎日の読書があげられ、お薦めの書も列挙されている。
    テレビやネット、映画や電子書籍でもツールになり得るというのは、まぁ納得の展開。
    その後にアウトプットの方法が述べられている。
    ゴールのない学びなので、楽しく続けて欲しいというスタンスが心地よい。

    挙げられた書はほとんど読了済みなのに、語彙力として身についてないのは、単にストーリーを追っただけだからだとここに至って判明。
    ということは、再読の必要大いにあり、ということか。
    著者の言う「素読」の大切さは私も身をもって知っている。
    意味も分からず暗唱したことが、後年何かのはずみにストンと胃の腑におさまるのだ。ああ、そういうことかと。
    『巧言令色すくなしかな仁』『君子は和して同ぜず・・』等々、繰り返し教えてくれた父に感謝である。
    時間をかけて理解できたものは、そうそう忘れないものだ。
    先ずはお薦めの『福翁自伝』から再読しようかと。

    驚くほどの展開は特になかったのだが、ただ語彙力イコール教養とは7割程度しか思わない。
    うざい、まじ、やばい、程度の単語しか喋らない相手でも、避けて通れないことが現実にはままある。
    TPO に合わせたスキルとしての語彙力が、私としては欲しいところだ。
    そして豊富な語彙力が知力となり行動力として現れたら、本物の教養だろう。

    面白いところが何か所もあったのだが、インプットの方法としてのAmazonレビューが挙げられているところを、ここで特筆しておこうかな。
    買うかどうか迷う本があったら、著者はとにかくレビューを読みまくるらしい。
    と言うことは、このレビューも読まれている可能性大ということかな。

    • すずめさん
      nejidon さん、こんにちは!
      コメントありがとうございます。
      齋藤先生の本はわかりやすいし、読みたい気持ちを盛り上げてくれるのがい...
      nejidon さん、こんにちは!
      コメントありがとうございます。
      齋藤先生の本はわかりやすいし、読みたい気持ちを盛り上げてくれるのがいいですよね!

      本書で紹介されている本をほとんど読了されているとのこと、さすがです!
      わたしは恥ずかしながら読んだもののほうが少なくて···(^^;

      わたしも語彙力=教養とは7割程度しか思っていない派です。語彙力は磨きつつ、TPO に合わせて適切な言葉を選んで使えるようになるのが目標です。
      これからの読書でインプットとアウトプットを意識していきたいです。
      2017/05/18
    • だいさん
      語彙 も 教養
      伝わればOK
      語彙 も 教養
      伝わればOK
      2017/07/30
    • nejidonさん
      だいさん、こんにちは♪
      ちょっぴりお久しぶりです。
      たくさんのお気に入りをくださって、ありがとうございます!
      的を射たコメントに、思わ...
      だいさん、こんにちは♪
      ちょっぴりお久しぶりです。
      たくさんのお気に入りをくださって、ありがとうございます!
      的を射たコメントに、思わず「はい!」とうなずいてしまいました。
      そうなのです、相手に伝わらない事には意味がありません。
      誰とも交わらずに教養だけ積んでもねぇ(笑)。
      たくさんインプットしてたくさんアウトプットする。それを心掛けたいです。
      2017/07/30
  • 慣用句や4字熟語をインプットすると、俄然言葉に勢いが出る。

    「彼には周りがついていかないね」→「笛吹けど踊らず」→「あの人は一生懸命笛を吹いているけれど、部下がなかなか踊らないね」
    様子を見事に表現できる。

    「常に正しいことばかり言っていては、排他的な人間になってしまう。
    これからはリーダーになる身としては、受け入れる姿勢も必要だ」→「リーダーたるもの、清濁併せのむべし」
    説得力が生まれる。



    気に入った作家の文章は全て読みつくす。
    その人らしいものの見方や言い回しが見つかる。
    さらに一定の価値観や感性になじむことで、読むスピードもどんどん速くなっていく。



    著者は毎年、学生にカラマーゾフの兄弟を読ませる。
    ドストエフスキーの語彙、ものの見方が乗り移ってしまう。
    人間理解力や読解力、読書体力という点でも大きく成長する。


    シェークスピアは、あまりにも豊かで、あまりにも強烈だ。
    シェイクスピアの代表的な4、5柵を読まないで死ぬなんて、富士山を見ずに人生を終える静岡県民のようなもの。
    16世紀の作家ながら、シェイクスピアの作品は愛や嫉妬、親との関係など、現代人が抱える苦悩や笑いをすべて包含している。



    スガシカオの作る歌詞は村上春樹も評価している。
    今まで音楽といえばメロディばかり追いかけていたという方も、一度、アーティストが持つ言語の世界の深淵に立ってみてほしい。



    自分が調べた分だけ、求めている答えが表示されるのが、インターネットの醍醐味。
    しかし、スマートフォンを持っているのに知識の検索を必ずしもせずに、SNSでいいねしたりレストランの点数を調べたり、ゲームをしたりする時間に費やしている方が圧倒的に多い。



    難しそうだけど面白そう、という本を見つけたら、まずレビューを読む。
    3人、5人、10人と読むうちにアウトラインが見えてくる。
    さらに賛否レビューを参考にすることで、どのような議論が起こりがちなのかも把握できる。
    実際に本を手にとったときの読みやすさ、理解の深さは格段に変わってくる。
    買おうかどうか迷ったらまずその本のレビューを読み、その著者の他の作品のレビューを読み、さらに同じテーマの他のレビューを読む中で、自然とその分野の前提知識が増える。
    まとまった情報としてのレビューには、集合知と言う価値がある。

    観てほしいテレビ番組がある。
    『100分で名著』、『枕草子』、『学問のすすめ』
    芸術の語彙をフォローしたいなら、美の巨人たちを1年間見続けるのがおすすめ。
    「印象派」や「アールヌーボー」といった美術用語もインプットされる。

    本やテレビ、映画からたくさんの言葉をインプットしておきながら、口から出る言葉がやばいすごいばかりでは宝の持ち腐れだ。
    語彙のストックがこころもとない段階ではいかに貯めるかが大切だが、たまってきたらいかに使うかを考える。
    5回は口にしてみる、それ以下しかまだ口にしていない言葉は、重要なコミュニケーションの場では封印する。



    マジでと繰り返す人や、手塩にかける程度の言葉が理解できない人との会話では、語彙が磨かれることはありません。
    レベルの高い言葉や難解な言葉を交わし合う、語彙を鍛えるためのパートナーを見つけたい。
    テニスではこうしたパートナーをヒッティングパートナーと呼ぶ。
    一緒に語彙を磨いていくヒッティングパートナーが一人いるだけで、会話の中での語彙への意識は格段に変わる。



    比喩を使う事で、その場のコミュニケーションを円滑にする効果もある。
    比喩には正解はない。
    その人の興味関心や語彙のストック、ものの見方が映し出される。
    通り一遍のたとえではなくオリジナリティのある表現を用いることで「私はこういう人間です」という自己開示ができる。

    「仕事はツーアウト満塁から」「ゲッツー盗られたような顔をするなよ」となんでも野球で例える野球おじさんは、それしかアウトプットの手段を知らないような浅はかなイメージがあるかもしれない。
    ところが、自分が精通している特定の分野に集中して比喩を作り出す試みは、実はとても効果がある。
    なぜなら、そこには自分のものになって久しい使える語彙がふんだんに用意してあるから。
    村上春樹さんよりも詳しい分野があるなら、使わない手はない。
    あらゆる言葉を使って、組み合わせて、その人しか考え付かないような比喩が出来上がる。



    伝えたいという強い想いが、もっとも響く言葉を選ぶエネルギーになり、そのエネルギーが思考と語彙に刺激を与え、ストックにある言葉がすぐに使える状態になる。



    押さえておきたい敬語表現

    衷心より…心より
    ご高覧賜りますよう…見て頂きますよう
    万障お繰り合わせのうえご出席ください…何かと忙しいでしょうが、都合をつけていらしてください
    慙愧(ざんき)に堪えません…反省して恥じる気持ちでいっぱいです
    拝眉(はいび)の上御礼申し上げるところを…直接会ってお礼を言うべきところを
    事情ご賢察のうえ…事情をご理解いただいた上



    余談

    猛暑が続き、外回りにとって試練の季節となりました。…季節がらみの表現は鉄板
    先日、御社の新商品を夜中にいただいたところ、夜中にもかかわらずてがとまらなくなってしまいました。万年ダイエッターには禁断のクッキーですね。…相手が喜ぶようなことは、ユーモアを交えて言うと「ヨイショ感」が薄れる。ただおいしかったですうれしかったですでは淡白な印象になるので、御礼はなるべく具体的に。



    間違いが多い表現

    にやける…男性が女性のように色っぽいしぐさをすること。なよなよすること
    浮足立つ…不安で落ち着かなくなる。
    御の字…非常にありがたいこと
    恣意的に…自分勝手に
    ぞっとしない…面白くない、感心しない
    情けは人の為ならず…人にいいことをすると、巡り巡って自分のためになる。



    言葉は、時代の中で常に変化していく。
    そうでなければ、和歌や古文を読んでも何の抵抗もないはず。



    若者言葉は往々にして、直感的だったりキャッチ―だったりと、難易度が低めの用語。
    ある程度の大人であればすぐにインプットし、そのまま活用できるくらいの簡単な言葉。
    だからこそ、社会経験のある私たちが安易に若者言葉にすり寄るのは、ちょっとみっともない。
    水が高いところから低いところに流れるような語彙の殖やし方は、ティーンでおしまい。
    大人はやはり、鯉が滝を登るようなインプットをしたい。
    なにより、若者言葉を使う事で、若作りをしている痛い大人にみえる。
    若者からしてみれば、若者言葉は聖域。
    10代、20代の解放区のようなもので、むしろそこに土足でずかずかと上司が入り込んできて、覚えたての「おんしゃは」のように「とりま」(とりあえずまあ)とかたことのくせに得意げに話していたら、うんざりされる。



    私たちの祖先は、表現を多様化させ、細やかなニュアンスまで再現可能な言い回しをたくさん発明してきた。
    それを伝えることで、文化や文明が発達してきたと言っても過言ではない。



    モテの指標はイケメンや面白さや優しさ。
    しかし異を唱えたい。語彙、教養がモテの指標になるべきだ。



    教養と言うのは、雑学とは違う。
    本当に教養がある人は透徹したものの見方を持ち、生命観や人生観、絵画観、哲学観といった○○観を携えている。
    ばらばらとした知識を集め、それをつないで体系立てて考えられる。
    せめて一本のコラムをかけるくらいの自分なりの考えを持っていなくては、その知識には意味がない。
    美味しいパンケーキの店という一つの知識があったら、それに紐付けた小麦粉の歴史や食文化の変遷を持ってこそ教養と呼べる。
    今日は月食らしいと耳にしたなら、村山斉先生の宇宙の本を片っ端から読んで、宇宙観を養うのも良い。

  • 自分なりに咀嚼すると「教養は即時的でなく、日々の積み重ねで身につくもの。それは言葉遣いに表出し、相手に与える自分の印象を左右するため、語彙力が大切だ。」という内容。
    近ごろ感じていたことがそのまま言語化されていた。

    語彙力をどう磨くか?について印象的だったのは素読。毎日夏目漱石の作品を数ページ音読する習慣をつけようと思った。

    文章で人を笑わせることは難しいと述べており、最後の「モテ」についての話にはつい笑ってしまい、これが著者の教養力なのかと感じた。

  • 「男性は教養の深さによって女性に捨てられるまでの期間が変わる時代がくるのではないか」
    と最後に締めくくられていますが、どうでしょう。私は信じたいです。
    テレビや映画やネットを否定せず、齋藤先生が、語彙や人の努力を見極めるためにひたすらビデオを録画して見ている、という姿を想像すると、お忙しいのに不断の努力をされているイメージが(思っていたものとは違っても)微笑ましく感じられました。

  • 自分の語彙力の少なさに情けなくなる。笑
    本をたくさん読んで知識をつけ、語彙力増やしたい。
    斎藤孝先生は会ってみたい人。
    尊敬している1人。
    読書ノートにも、覚えようと思った内容は記入した。

  • 「語彙が豊かになれば、見える世界が変わる」。人は、どんな人が頭がいいと感じるのか、少し話しただけでわかってしまうもの。教養を身に付けるための武器こそ「語彙」なのだと。そのためには、毎日の読書。エッセイ。お気に入りの作家を読み尽くす。ドストエフスキー、漱石、三国志、論語、果てはテレビやアマゾンレビューも大きなインプットだと。SNSでの読書共有もアリ。
    そして、アウトプットで「使える語彙」に身につける。身に付けた語彙は、これからの人生を豊かで新しいものにすると。

  • ■ざっくり解説
    語彙力を身につけることは、8色で表現出来なかった世界が、200色で表現できるようになるということ。知性と語彙のレベルは1分でバレる。まさに、言葉は身の文。
    語彙力を身につけるための方法やオススメの書籍が書いてあります。
    (正直、音声レコーダーに自分の言葉を録音してNGワード封印や、週に3冊新書の紹介は難しい・・・。まずは、小さな一歩から踏み出そうと思います。)

    ■お気に入りの部分
    NGワードを別言葉に言い換える(ポイントを3つあげる)
    例「おいしい」→「ジャガイモがほっくりしていて、甘さがちょうど良い。出汁の染み具合が絶妙だね」

    ■アクションプラン
    ・「坊っちゃん」を素読(印象的な部分のみ)
    ・NGワードを別言葉に言い換える(ポイント3つ)
    ・中学受験で使う四字熟語・慣用句を学ぶ
    ・「罪と罰」チャレンジ
    ・四コマ漫画を200文字に要約
    ・「比喩表現辞典」から面白い比喩を吸収(出来れば、自分で考える)

  • 2018/05/27 00:04読み始め
    2018/08/13 09:49読み終わり

    今年に入って、ますます読書のペースが落ちて来てしまいました…

    そんな中、ようやく読了できたのが最近本屋でよく見る語彙力シリーズです。

    自分はとにかく教養がないので、色々本を読んでみようと思ってますが、本以外でも、テレビや映画など、あらゆるものから吸収する事は可能だという事です。

    つまり、色々な事に興味を持つ事が大事なんですね。

    がんばりましょう!

  • タイトルどおり"語彙"を磨き"教養"を身につけるためのプロセスが書かれた本。書いてあることはあたりまえのことが多いが、価値ある"あたりまえ"は読む価値がある。

    この本はあくまで入り口で、ここから先にどんなものをどんな風にインプットしていくかの指針が描かれていて、新たに色々な本を読みたくなる本だった。
    とりあえず、ドストエフスキーを買いました。

  • 劉備に対して諸葛亮孔明などの表記のブレとか、変な体言止めがキモいとか、校正が入ってるのかしらんという本でした。若者に教養主義をアピールしてるのに文に格調を全く感じないのですけれど、当世の大学生はブログのような文章でないとまず読まないのかもかも。

  • 話すときの語彙で人は測れる。。。たしかに
    坊ちゃんを読もうと思った

  • インプットして使ってみて、語彙力鍛える。
    中身で紹介されていた本は、読んでみたいって思う本がいくつもあった。

  • とてもおもしろかったし、やる気が出た。
    色々な本の紹介もしてくれ、
    これから名作を読んでいきたい自分にはちょうどよかった。

    ただ1点、揚げ足取りで申し訳ない。
    至上命題という誤った言葉を使っている点が気になった。皆さま気を付けましょう。

  • 名著に触れ、『音読』する事でフレーズを体得し、会話やメールで使い続ける事で、語彙力は高まっていく。 言葉の幅が広がれば、思考と感受性も深まって行く。 このサイクルを意識した読書を続けてゆくと、読メの感想も、少しは味が出てくるかな(←語彙力無し) 海外文学の名訳文が効くと言うのが、新たな気付き。

  • まず語彙力が教養のパロメーターであるかの説明から。語彙力は様々なものに触れなければ増えることが無い。そのため語彙が豊富な人は、様々な経験・インプットを重ねてきていることが分かる。また、ある分野に精通しているということは、その分野の語彙を豊富に持っていなくてはいけない。転じて、語彙力があるということはそれだけの分野にまたがった知識があると言える。もちろん個別の知識をバラバラに持つだけでは教養と言えないが、それらを関連付けた上で身につけたのなら「教養がある」と言えるのだろう。

    あとはいかにして語彙力を増やすか、と言う話。とりあえず夏目漱石を音読しておけばだいぶマシになるとのこと。

  • 本を読むきっかけになった本です^^
    「読書が好きです!」なんて言ってるそこのアナタ、あなたの話し方、あなたの書いた文章、その語彙力で、それほど本を読んでいないのがわかりますよ(笑)
    私はまだ「本読んでます」アピールができるほどの豊富な語彙力は身に着けていませんが、本を読むことで変わることは実感しました。文章も驚くほど書けるようになります。また先述した通り、本当に読書家なのか、エセ読書家なのか、会話で分かるようになりました(笑)。
    本を読むことで、語彙を身に着けることで(タイトルそのままですが、笑)知性は滲み出ます。
    著者の薦める本をいくつか読んでみましたが、興味深いですね。

  • 常々なんとなく感じていたことが言葉になって、本になって私の前に現れた!! 即購入!
    かしこまらなくても語彙は増やせること、素読のすばらしさが印象に残った。

  • 内容説明
    ビジネスでワンランク上の世界にいくために欠かせない語彙力は、あなたの知的生活をも豊かにする。読書術のほか、テレビやネットの活用法など、すぐ役立つ方法が満載!読むだけでも語彙力が上がる実践的な一冊。
    目次
    第1章 教養は言葉の端々に表れる(知性と語彙のレベルは1分でバレる;人は、どんな人を「頭がいい」と感じるのか? ほか)
    第2章 語彙力アップには名著が近道(語彙力を鍛えるためにはインプットが基本;まずは正しい「大人の勉強方法」を ほか)
    第3章 テレビやネットでも言葉は磨ける(世界観と語彙をつくる歌詞;インターネットは現代人必須の語彙収集所 ほか)
    第4章 8つの訓練で「使える語彙」にする(アウトプットには2種類ある;オウム返しでインプット&アウトプット ほか)
    第5章 洗練された言葉づかいを身につける(語彙トレは、漢方薬だと思え;ワンランク上のインプット ほか)

  • この本の題名のとおり自分も語彙力の必要性と語彙力による教養を感じていたところ。この本にもあるようにこれからも本を読み、知恵と共に語彙力を向上させようと思い、続けていくつもりである。

  • 「このように。「耳で聞いた単語を反射的に漢字変換できるかどうか」が、自分の語彙力を測るひとつのポイントです。」

    話している相手が珍しい単語を会話の中で使うと、確かにその人物の教養の高さを感じる。多くの本を読み、私もどんどん語彙力を増やしいきたい。kindleは簡単に語彙の意味検索ができるので大変便利だ。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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