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感想・レビュー・書評
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太刀洗万智(一括変換で出る名前にしてほしいw)を主役にした短編集。
同作者の満願でも思ったのだけれど、どれも悪くはない。確かにミステリー。ただ、印象が強烈でもなく、読後もうん、そっか。どの話も暗く重いテーマなのではあるけれど、真実の探求のみが描かれ、とくに救いや希望は、話の中にない。週刊誌のルポタージュを読んでいるような気分となった。主人公の職業からいうと、成功してるのかもしれない。
さよなら妖精が一番気に入っているので、「ナイフを失われた思い出の中に」は、お兄さんの登場は嬉しかったんだけど。
もしかしたら、長編の方がいいのかなぁ。王とサーカスに手をつけようか。詳細をみるコメント0件をすべて表示