ぼくらの仮説が世界をつくる [Kindle]

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著者 : 佐渡島庸平
  • ダイヤモンド社 (2015年12月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (120ページ)

ぼくらの仮説が世界をつくるの感想・レビュー・書評

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  • 情報(過去のもの)からではなく、まずは仮説から始めようという本はよくあるけど、実際にそれを著者の体験談で書いているのが本書。

    ただまぁそれ以上に、下記の方が、記憶に残ってる。

    お金が変わろうとしている→時代が変わろうとしている。
    「自動車と馬車の立場が、どのように入れ替わったのか」を想像すること、「今の慣習が続くかもしれない」「明日成功する確率」「明日失敗するけど、10年後成功している確率」のどの道が楽しそうか、今あるすべての習慣は、技術が変わってい中での「過渡的」なもの。

    ということの整理ができたのが良かった。
    まずは、この方向に時代動きそうだなー楽しそうだなーってのに出会えるように、楽しみながら生きていきたいですな。

  • 本、編集、などなどの分野への偏りが、ややある。

  • ””前例に従っていては新しい「ぼうけん」はできない、だから先に「仮説」を作るのだ””
    「仮説」とは「定義」すること。しかもヒット作を生むためには新しい価値を(再)定義するということが必要だ。
    ドラゴン桜は「教育(勉強)」、宇宙兄弟は「絆(友情)」働きマンは「労働」・・・これらのカッコ悪かったイメージを払しょくしを「カッコよく」変化させ、共感を得るようなストーリーに変えていく。
    仮説を作るためにはこれまでの「思い込み」を取り払って「宇宙人的視点」で物事の本質を見極めなければならない。そしてそれを全力で証明することだ。

    宇宙人的視点で世の中を見渡すといろんな気づきがある。
    例えば、経済が進化するから貨幣の形が変わっているのか?・・・いやそうではない。
    貨幣の形の変化に伴って文明が変わっている。電子マネー、ビットコインなどは国がまだ追いついていないのだから。
    時間の感覚もしかり。
    「暇(ヒマ)」の概念は「スマホ」の登場によって大きく変わり、5分~10分の細切れを「暇」と呼び、「数時間」の空白はもう「暇」とは言われなくなった。「暇だから映画を見に行く」という時代は終わってしまった。今や世の中の95%の「なんとなく」がスマホによって消費されている。
    「めんどくさい」の形も変化している。DVDレンタルやCDのPC取込は面倒だから、ネット動画やitunesに流れていく、というように・・・。

    モノが売れなくなった今、何が変わったのかを把握するには「何が変わらなかったか?」という物事の本質を把握することも不可欠だ。そしてさらに「人は何を求めているのか?」を知る必要がある。
    「モノ」だけでよかった時代⇒モノに加え「質」が必要になった時代⇒モノと質に「デザイン」も必要になった時代
    ・・・そこからさらに今は「共感」を加えて売ることが必要であり、そして「共感」を売るための背景に「ストーリー」が必要になる。
    このストーリー作りこそが「仮説」を立てることだ。
    本や雑誌を読む変わりに人々がするようになったことはSNS(コミュニティ)である。そこにある情報は決して質は高くはない。だが「親近感」がある。だからこそ楽しいし面白い。面白さとは「親近感×質」の絶対値である。
    メルマガやLINEになると、さらに距離が近づく。
    人の温度を感じられることにより、仮想対面の世界でもその向こう側の物を買おうと思える。

    ※ 「分人主義」について
     「自分」というものは「他者」にって引き出されている。「本当の自分」は実は存在しない。
    (Aさんによって引き出される自分、Bさんによって生まれる自分・・・すべて「自分(分人)」だという考え方。)分人である自分はその相手といるときにしか存在しえない。
     相手を愛おしいというよりも、その「相手といるときの自分」「相手によって引き出される分人」が好き・・という状態が「愛」なのではないか?人と別れることが悲しいのは、その人といるときの自分(分人)と別れることが「悲しい」のだ。
     我々が創る作品が愛されるようになるには、作品を通じて読み手の「分人」を日々作り出すことだ。 「友情は喜びを2倍にし、悲しみを半分にする」(ドイツの詩人シラーの言葉)・・・この言葉が永遠の真理なのである。

    仕事するにも勉強も、最も強いのは「最強の素人」だ。
    適切な不安と向上心を持ち、基本をおろそかにせず徹底できる人。
    誰かを真似ることと(TTP)は、他人になろうとすることではなく、他人との比較により自分の個性と強みを見つけ出すこと、そして自分の基礎を作ることだ。
    仕事は「ドミノ」倒しである・・・まず一枚目のドミノ(基本)を倒せば次をどんどん倒せる。
    最初のドミノはたった一人の熱狂から始まる。

  • これまでの《モノが売れる》常識がネット時代の到来で(おもに流通の面で)どんどん変わっている、だからそのなかで仮説を立てていこうという話。この本を読んだからといって読者が仮説の立て方を身につけられるわけではなく、著者の仮説をひたすら披露される感じ。とはいえとても参考になった。一番は「ソーシャル時代において、面白さとは親近感✖️質の面積である」。著者の思考の体力は凄いなと思った。

  • 名言だらけ。グサグサきました。

  • 【仮説と仕事】

    A.「世界がどうなるか」を心配する時間があるなら、「世界をどうするか」を考えたいのです。世界は、誰かが思い描いた「仮説」でできています。

    B.芸術作品は、その単体で価値があるように思いがちですが、多くの人に語られ、話題になることで、価値が生まれていくのです。すべての作品は、どのような文脈に置かれるかで、価値が変わってしまいます。

    C.前例主義に陥らないためには、「先に」仮説を立ててみる事です。そしてその仮説を補強・修正するために、情報を集めてくる。その順番が大切です。

    D.すぐに賛同者が出るようなアイデアは、新しいことではありません。

    E.「めんどくさい」という基準すら変わってきている。

    F.「共感」がキーワードだと考えます。「背景にあるストーリーに共感すするからモノが欲しい」という時代になってきた。よってこれからは、デザイナーがさまざまな産業に入っていったように、作家と編集者の能力がどんどん必要になっていく、とぼくは予測するのです。

    G.なんとなくをスマートフォンが奪っている。

    H.つまり「美味しさ」というものは絶対値があるわけではなく、「関係性」の中できまるものではないか。同じように作品の「おもしろさ」というものも絶対値ではなく、関係性の中できまるのではないか。

    I.おもしろさというのは、親近感×質の絶対値の面積

    J.自信といっても、「何もできる」という自信である必要はなく、「やればできる」という自身を持つことが大切です。

    K.彼がどれだけ望んでも手に入れられない「仕事をする」という機会をもらっているのだから、もっともっと仕事を楽しまなければ!そう考えました。

  • お正月に読めてよかった。仮説という言葉をキーにした佐渡島さんの仕事論。自分も同じような景色に囲まれているはずだけれど、目の付け所やその先の捉え方が鋭くて比べものにならない。個人事業主にとっても仕事の取り組み方で見習いたいところがたくさんあった。メモを取っていると「自分」が頻出する。いろんな人(著者が関わっている人たち)の「自分」が紹介されていて参考になる。悔しさの消化方法は使わせてもらおう。

  • オンラインで宇宙兄弟についてのマーケティングの記事を読んだことがきっかけで読んだ本。
    売り込み方が新鮮で、読んでいてワクワクした。
    すぐに購入。
    出逢えて良かった本。
    何度も読み返して自分の糧にしたい。

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