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  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910043520266

感想・レビュー・書評

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  • 久我有加センセデビュー15周年記念の芸人シリーズ大特集が目玉でした。シリーズ全体の相関図やセンセへのスペシャルインタビュー、そして佐倉ハイジセンセのオコとひーちゃんのオレンジグミ番外編マンガと豪華てんこ盛り。
    「酸いも甘いも好きのうち」は、二世落語タレントの真遊と落語一筋の冨秋との男前な恋物語でした。
    相手の腕前を認め合い、時に意識しあって切磋琢磨する中で生まれる恋心って、ぐっときます。

    砂原糖子センセ「毎日カノン、日日カノン」は旧華族の次期当主と使用人の高校生のほのぼのラブでした。ていうか、すごくズレてる二人で微笑ましかったです。澄一はプロポーズしてお嫁さんにしたつもりだったのに、可音はあくまでもご主人様と使用人だと思い込んでるのがキュンキュン!萌えました~小椋ムクセンセのイラストがぴったり~

    小林典雅センセ「ロマンス、貸します」はイケメンすぎて損ばかりしてきた高秋が、誤解からレンタル彼氏として話ベタのクール眼鏡とデートを重ねるところから始まるラブでした。諒に次第に惹かれていく高秋の気持ちがすごく伝わってきて楽しかったです!元カレを見返すことができたシーンでは胸がスッキリ。

    夕映月子センセ「午後9時からは恋の時間」は子連れものであり、お仕事ものであり、佐倉の抱える苦悩も織り交ぜながらハートフルな仕上がりの恋物語でした。
    佐倉はへこむことがありながらも周りの人のために一生懸命頑張るタイプで、女々しくないのが好感です。

    金坂理衣子センセ「恋人の耳は猫の耳」は、猫の恩返し的な始まりのラブなんだけど、お約束ファンタジーではないのがポイント高。猫田とかネコタとかww
    かいがいしく看病されて、夢だと思うところ面白かったです。ひどい元カノでしたね…

    椿姫せいらセンセ「この恋、受難につき」はお坊さん登場でや○P的な?と期待したら大間違いでw
    イケメンエロ坊主×無謀な高校生という大変デンジャラスなcpのオカルトホラーな話でした。
    霊に憑依されたりテストで赤点取ったり、常にハラハラさせられる粉雪がかわいかったです。エロもがっつりで読み応えがありました。

    「12時からはじまる」は最終回で、コミックスにレビューしてからこっちの登録してなかったのを思い出してあわてました。

    とにかく今号はどれも作品として一定のレベル以上ばかりだった気がします。北島選手のようにレベル高っ!と言いたくなりました。イラストもそれぞれステキでエロくて満足です。
    書き下ろしつきのコミックスになったら、どれもすべて購入してみたいです。

  • 久我さんが好きなので購入。

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著者プロフィール

(くがありか) 2003年ディアプラス文庫『キスの温度』(新書館)にてデビュー。BL各社で活躍する小説家。

「2020年 『君と狸と幸せごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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