本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部 「本がないなら作ればいい! 1」 本好きの下剋上 第一部 (コロナ・コミックス) [Kindle]

著者 :
制作 : 椎名優 
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感想・レビュー・書評

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  • 読み物としては面白い。でも、この作者さん。かなりインドアで更に言えば文系だな。実践しないから、わからないんだよ。
    植物油からシャンプーを作ろうと思ったら、塩なんかじゃダメ。一番確実なのは苛性ソーダだけど、最低でも重曹。油に塩だけだとただのしょっぱい油なので・・・・髪はベタベタになる。リンスにするオイルは、植物油のような『油脂』ではなく、精油がいいと思うよ。ラベンダーとローズマリーのオイル(精油ねw)をすすぎ湯にいれると、髪に艶が出るし、いい香りがする。
    あと、牛脂を煮ているときに「塩析しないの?」っていうけれど、塩析ってのは水溶液中の不純物を取り除く方法だからね。脂は脂なんかきれいにならないってば・・・。そもそも塩析できるほど塩水が濃かったら、脂が『石鹸』になってしまうであろう。それと、牛脂みたいな脂はやわらかすぎて固形のろうそくにはならない。糸で吊って作っていく方法は、櫨の実なんかを使って植物性のWAXを徐々に固めていく方法だ。
    で、何が一番設定としておかしいかと言えば、主人公のいる貧しい家にも『塩』が普通にあって、『砂糖』が高級品だという発想。塩は昔は高級品だった。給料を意味する「サラリー」は塩を意味する言葉だからね。なのに、ボロボロの服を着させられるほど貧乏な家の娘が、塩を惜しげもなく使う設定は奇妙だ。

  • イラストもきれいで読みやすい。面白いです。

  • 2021.05.ピッコマにて読了

  • Twitterで読んだ紹介文が面白くてKindleさんで。
    死因。ちょっと憧れる。
    転生先の女の子、ものすごく虚弱!即熱出す。Kindleさんで読んでるから色がわからないけど、髪も目もカラフルな世界で、元々のマインの記憶と、日本で暮らしていた記憶とで生きていくことになるのだけど、虚弱な幼女ではなかなか思うようにならない。
    本へ情熱が凄まじい。素晴らしい。好き。
    少しずつ、衛生面を改善したり食を改善したり、少しずつ自分の暮らしを変えていく。強い。

  • 評判が良いので読んだが、一巻目は主人公にピンとこず、耐える読書になった。
    二巻目も読む予定。

  • 【kindle unlimited】転生もの。
    蘇った先は平民は本を手に入れられない世界。
    本が好きなだけ読める世界にいられるって幸せだな。

  • 本がない、わけではなく、多分?中世フランスあたりの平民になった主人公が、本を求めながらとりあえずはその世界の日常に慣れようとしている話。
    確かに、現代日本人があの時代(中世フランスかどうかは知らない)にタイムスリップしたら、衛生面から日常に適応できないかもな~

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