ナベちゃんのヨメ (Kindle Single) [Kindle]

  • 117人登録
  • 3.54評価
    • (7)
    • (20)
    • (19)
    • (6)
    • (0)
  • 18レビュー
著者 : 辻村深月
  • 2015年12月9日発売
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (24ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
辻村 深月
東野 圭吾
三浦 しをん
辻村 深月
有効な右矢印 無効な右矢印

ナベちゃんのヨメ (Kindle Single)の感想・レビュー・書評

  • 短いけど「男女の友情」の嫌な面がきちんと描かれていると思う。相手の優しさを利用して続く友人関係。でも一方で、そうやってやり過ごさないと、男女の友情って続かないとも思う。
    恋愛感情によって異性の友人がどんどん減っていくのは、結構悲しいものだから。

  • 好きだしいい人だけど恋愛対象じゃ無いナベちゃん。卒業から7年、大学のコーラス部で同期だったナベちゃんが結婚する…そのヨメがヤバイらしいという噂が立つ。
    女って怖いわー、そしてズルくて身勝手。ナベちゃんのヨメもヤバイけど、みんな似たり寄ったりな女たち。

  • 男女の仲は難しい。この短編の主人公の大学時代の男友達はたぶん、人間的には魅力があり、友達としては「いいひと」、ただ異性としてみたときは魅力に欠けるということだろう。そういう人物は確かにいる。
    その彼が結婚する。彼と結婚相手との関係、またそれを知った主人公の感情を綴っている。人それぞれの好みということもある、また「いい人」と思われている人物が必ずしも「素敵な人」と結ばれるわけではないということも事実である。それをまわりがどのように見ているか、受け止めるか、この作品は、若き日には誰もが何かの形で味わったことがある心情を短編の中でうまく表現している。さすが辻村深月だと感嘆した。

  • どうだろう。リアリティがありそうで、こういうことは現実的にはあまりないのではないだろうか。実際の気持ちは後になって暴露される、叙述のトリックに似たような手法は個人的には余り好きではない。

  • 大学時代のコーラス部の仲間たちにナベちゃんから結婚式の招待状前の
    確認メールが届く。
    ナベちゃん。男だけど男友達よりは女友達のほうが多い。
    決してモテるわけではないが、とても優しくて友達思い。
    だから、悪く言えば、女友達からも利用されていた。

    そんな彼の結婚を心から祝おうとするも、「ナベちゃんのヨメがやばい」
    という噂が広がっていく。
    そして、結婚式の前にそのヨメに会う機会ができたのだが、噂は本当で…

    果たして、ナベちゃんは幸せになれるのか。
    女友達のみんなはちゃんと祝うことができるのか。

    そんな短編集の中の一話という感じの短い一冊。
    正直、あんまりおもしろくなかった。。。

  • kindle unlimitedにて
    辻村さんの短編です。
     以前、小説家の誰かが、「実は短編はすごく難しい」と言ってる記事を読んだ事があります。決められた字数に削って削って、それでも意味が分かるように。
     そう言うふうに考えると、この短編は「お見事!」です。
    上手くまとまってます。
     
     こう言うので、unlimitedの効果をプラスして、普段、本に触れない人たちを巻き込んだらイイんじゃないかな?
     
    なんてことを思った1冊。

  • 繊細な感情の描き方が相変わらず上手くて素敵。

  • この作品は電子書籍の書き下ろしのようですね。

    これからはこういう作品も増えてくるのかもしれません。

    中編で短めの作品でもっと長い作品だったら嬉しいけど、辻村ワールドは楽しめました。

  • さらりと読める、ありそうなお話だった。

    ありそうというか、あるよね。
    ナベちゃんは幸せなんだろう。そう思う。
    それより友達の最後の言葉がなんかとても良かった。男友達がとてもいい人。

  • 女子って残酷だけど、こういうところ自分にもあるなあと。

  • Kindleを、買ったので読んでみました。
    さらっと読めるけど意外と中身が濃い。やはり辻村さんは好きな作家さん。

  • 好きだけど、恋愛対象じゃない男性に対して私も似たような態度を取っていたことを思い出した。
    当人の幸せは他人からじゃ分からない。自分の価値観と外れたことを良しとする人に対して、私はまだどうしたらいいのか分からないなぁ。

  • コミュ力強者への斜め下からの批判をテーマにした小説って割と好きなんですよね。

  • すごく共感のできる内容でびっくりした。人の痛い行動や恋愛を、みんなで飲み会のネタにして笑うことは経験がある。客観的にみたらありえない恋愛の形でも、
    当人にとってみれば、束縛されることが幸せで、必要とされている、という感覚に溺れてしまっている。他の人間関係を壊すことも怖くないくらいその人を愛せるのはすごいことで、他人がとやかく言えることではないのかもしれない。でも、なべちゃんの嫁はやっぱり自分の友人の嫁にはなって欲しくないし、痛々しい人。

  • 辻村さんは、人間の弱い部分や本音を炙り出す天才だと思う。ナベちゃんという一人の人を中心に、女性達の気持ちを丁寧に描いている。短編なのに深みがあってすごい。女性として「あるある」と思う内容。

  • KindleSinglesより。
    ちょっと久々の辻村深月だがなかなかよかった。
    コレなんかわかるんだよね。
    ナベちゃんは幸せなんだろうね。
    幸せのために少し変わってしまったナベちゃん。
    それを周りが許さないのは単なる自分勝手。
    ナベちゃんを心配する気持ちはやさしさでも何でもなく単なる自己陶酔。
    いやあ、さすが辻村深月。
    この短い中でよくコレだけのものを書けるわ。
    こういう短編もっと読みたいわ。
    そしてコレが2015年最後の読了だな。
    たぶん。

  • 誰得の小説なのかよくわからないのにさっぱりしててよい。

  • 思っているけど言えないことを女子が集まるとなぜかすんなり言えてしまうのだろう。
    女子ってこわい。
    辻村深月さんの中にも女子のいや〜な部分はあるのかも。
    私わるくないもん、と言いながら毒舌。それが女子だなと思う。
    でも「ナベちゃん」の気持ちはなんだかよくわかる気がした。全部失ってもいいくらいの強い気持ち、というよりはもうナベちゃんの全部は「ヨメ」であって失うとかそういうものでは既にない。
    すっとそこに入っていったナベちゃんがわかる気がした。

    初めてKindleで小説を買って読んだ。意外とよかった。

全18件中 1 - 18件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

ナベちゃんのヨメ (Kindle Single)を本棚に登録しているひと

ナベちゃんのヨメ (Kindle Single)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ナベちゃんのヨメ (Kindle Single)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ナベちゃんのヨメ (Kindle Single)はこんな電子書籍です

ナベちゃんのヨメ (Kindle Single)のAudible版

ツイートする