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- / ISBN・EAN: 4988111249555
感想・レビュー・書評
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5人組による、五誠会系大越組襲撃事件から19年。大越組の若頭・久松の遺児・勇人(東出昌大)は建築作業員をしながら母・安恵を支えながらまっとうな道を歩み、勇人の幼馴染みの大越組の組長の遺児・大輔(桐谷健太)は壊滅した大越組再興を夢見ながら、五誠会3代目・誠司(安藤政信)のボディーガードをしていた。襲撃事件の責任を取らされ、久松も大越も破門され、久松安恵はなんとか夫の汚名返上するべく五誠会に働きかけていた。元アイドルで五誠会に囲われている麻美(土屋アンナ)は、五誠会3代目の誠司に「私の強請のネタを返したら、消えてやる」と迫る。
ある日、安恵が経営するバーに、富田(柄本祐)と名乗るフリーライターが訪れ、富田から襲撃事件の真相を聞いた安恵は夫を破門した五誠会に一泡吹かせるために、五誠会の裏金が集まるヤミ金「皆藤お悩み法律相談所」に殴り込む。度重なる安恵の嫌がらせにウンザリしていたヤミ金の管理者・松浦は安恵を自殺に見せかけ、殺害する。
安恵を殺された勇人、大越組再興の夢を絶たれた大輔、五誠会から強請のネタを取り返したい麻美、五誠会襲撃事件の際に殺害された警察官の父の敵を討ちたい富田、富田の願いによって植物状態から復活した氷頭、運命と因果に導かれ新たな5人組の戦いが始まる。
今回の「GONIN」は、「GONIN」の直接の続編、「GONIN」で残した因果に前作で殺された者の遺児や氷頭が決着をつける復讐のギリシャ悲劇とシェイクスピア悲劇張りの因果と宿命のドラマ。
幼馴染みの勇人と大輔の友情、麻美にほのかな想いを抱く大輔と麻美の自己犠牲的な愛、勇人や大輔や麻美たち親の因果に人生を狂わされた者たちのリベンジなどの青春ドラマ色の強いドラマ、ゲームセンターでの式根襲撃やヤミ金襲撃やターミネーターのような生命力の探偵兼殺し屋・明神(竹中直人)との死闘、明神に捕らわれた麻美と明神の助手・余市(福島リラ)との壮絶なキャットファイト、ラストのディスコ・バーズでの壮絶な銃撃戦(ステージの床下などの構造を活かしたサスペンスとガンアクションの構成が秀逸)、そして植物状態から復活し自らが残した因果にケリをつける氷頭と○○、メールの行き違いやなりすましを活かしたサスペンス、石井隆独特の叙情や繊細さを振り捨てるほどの荒ぶる衝動で石井隆が撮り上げた傑作アクションノワールです。
前半の優しい若者と後半の荒ぶる凶暴さを剥き出しにする東出昌大、男たちを復讐に引きずり込む土屋アンナのファムファタールぶり、なんといっても根津甚八さんの復活、ちわきなおみの「紅い花」と森田童子の「ラストワルツ」が復讐と愛と因果の物語に、切ない味付けをしています。
ディレクターズカット版では、前作からの映像を回想シーンにより多く取り入れることでより効果的になっているし、アクションシーンなどよりタメを効かせた迫力が増したものになっているし(ラストのダンスパーティーでの床下でのガンバトルは床上でのダンスパーティーと床下での攻防がより対比が効いたカッコいいシーンになっている。ターゲットを待ち伏せる五人とダンスパーティーの幕を境にした対比が見事。三沢が撃った2発の銃弾をきっかけに繰り広げる壮絶なクライマックス)、細かい繋ぎのシーン(ラストのダンスパーティーに麻美が潜入するシーン、惨殺された余市を明神が発見するシーンなど)、約3時間ですけど長さを感じないさらにパワーアップした石井隆作品の集大成になっています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前々作からの続編。ストーリー性があり、これまでのGONINに比べると楽しめる映画になっていた(前作は不要だが前々作は鑑賞しておく必要あり)。
前々作で殺された親たちの子供が、それぞれの親の想いから立ち上がり復讐劇を繰り広げるが、単なるドンパチものになっていないので楽しめる映画になっていた。 -
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あの『GONIN』の19年後が描かれる。
前作とうまくつなげながら現金強奪から執拗な追手、そして大反撃という一作目に沿ったストーリーづくりがうまい。
しかし、こうやって見ると一作目の『GONIN』は超豪華キャストだったなぁ。
先日亡くなった根津甚八がゲスト出演。チョイ役かと思いきや、出番は少ないながら超大事な役どころで泣ける。 -
『GONIN』から20年後の物語。当時、『GONIN』は観ました。今でもかなり強く印象に残ってます。
アクの強い個性的な役者達が出演してました。それと比べるとお行儀の良いソフトな俳優さん。前作に続き出演してるのが竹中直人と根津甚八。
竹中直人は役柄はかわっています。根津甚八は俳優業を引退してからこれ1作限りで同じ役で出演。
そこには監督石井との強い絆があったのでしょう。
ただ、前作を知らない、見ない人にはどう思うかと思いました。バイオレンスシーンは過激度は無いし、エロいシーンもない。ヌルク感じちゃうかも。
これを踏まえて前作を知る者としては意外と楽しめました。 -
あぁぁぁぁ
思った通りに残念賞(涙)
セリフが聞き取りにくい。
ストーリーについていけない。
GONINが素晴らしすぎるから、
何をやってもダメ。
ただ、思いのほかによかった井上晴美と、
根津甚八の復活に拍手。 -
何かのDVD観たときに宣伝流れてて嫌いじゃなさそう、と思って借りたんだけど
まあ若干数名すきじゃない俳優・女優出てて途中で挫折
なんつーかもっとこう…ましなのいなかったんでしょうかね←
この安っぽい感じ・熱演がくさく感じる雰囲気ってのが持ち味なんでしょうか、こういうのって
元々の方のを観るべきか…とも思ったんだけど、そっちはそっちで何か興味無い女優のヌード??とかあるようだしで…ストーリーありきではないんだな…と妙に納得&興味無くしたので機会は無い、と思う← -
前作は見てないけど、面白かった。
東出くんは、こういう役が合うね。 -
前作に比べて、みな下手で演技に凄みがない。冗談でも素人のテリー伊藤を使ったりすべきではない。井上晴美はグッド。
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1995年のGONINを見た時、めっちゃ怖かったのを覚えています。
たぶん学生のときだったかな??
ビートたけしがヒットマンでたんたんと人を殺していく姿に背筋が寒くなりました。
容赦なくあるバイオレンスシーン
でもなんかクセになる映画で、3回は見た覚えがあります。
そのGONINの続編が出たということで
昔よりはるかにビビりになりましたが
勇気を振りしぼってレンタルしてきました。
今回も問答無用で怖かった・・・。
最後の撃ち合いのシーンなんて痛さが伝わってくるような内容。
でもうまく19年前の映像をミックスされていて
何より俳優を引退していた根津甚八が、この映画限りの復帰をしていたのも
興味深いです。
目を背けるシーンばっかりですが
やっぱりクセになる映画、これもまた見直しそうです。