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感想・レビュー・書評
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労働についてしっかりした本を読みたくて検索して著者を発見した。書評から見ても、丁寧に書かれているっぽいので買ってみた。
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現在の日本の賃金の仕組み/歴史を知るという点ではすごく良かった。
ちょっと固くて読みにくい部分が多めでした。これは人に依りますね。
あと、結局これからどうしたらいいかってのは、考えましょうというオチでした。 -
今なお女性が労働しずらいのはなぜか?というのを、戦前にさかのぼり、紐解く。状況整理に役立った。
ただ、個人的に3つの会社とその取引先をみてきた範囲では、高い能力スキルを維持している人が、女性だという理由で不当な扱いを受けたのはみたことないので、すべてに腑が落ちたわけではない。能力あった人が、恋愛、転職、出産、育児、親族の死、などのライフイベントをきっかけに、スキルや集中力をおとし、結果、本人にしたら不満な扱いをうけることは、男女とわずあり得る。ライフイベントにより変わるのは、圧倒的に女性が多いが、それってメンバーシップ型雇用や社会制度だけのせい??こたえ迷子。
余談ですが、「同一労働同一賃金」てイミフ。「同一成果同一賃金」ならわかる。
あと、ジョブ型雇用だと、経営者が育ちにくいのではと思う。日本企業においてオールラウンドは強み。もちろん人格と能力伴うスペシャリスト最強。 -
歴史とともに働く女性を取り巻く問題を分かりやすく説明してある。非正規労働については問題が大きすぎるとのことであまり詳しく取り上げていないので、また別の機会に説明してもらえたら嬉しいと思う。
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日本型雇用の中での男女差別の背景が詳しく解説している。グローバル化の中で、男女平等を基盤として、雇用システム、福祉システムの新しいあり方が求められていると感じた。
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「ー」
アメリカで人種差別法案を撤退させるために男女平等条項を入れた結果、本会議を通った話は面白かった。
使う言葉が強い。楽しく読める文章ではない。