木根さんの1人でキネマ 1 (ジェッツコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 11
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感想・レビュー・書評

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  • そもそも1人ではない時点でブレてる

    大衆に理解しやすい趣味もその奥深くを知る者に話させたら何のジャンルでも面倒くさいもの。

    それがたとえそれに詳しい人同士だとしても分かり合えない事が多い。でもそこが面白いと思えるかどうか

    日本人は本当に討論が下手で、否定は人格の否定だと受け取りがち。

    それでも自分が感動したことを伝えたい、それは理解できるが何と言ってもクセが強い主人公

    美女設定だから許せるものの、普通のおっさんオタクなら無理だろうなと言うのが正直な感想

    映画好きだけど人付き合いが苦手な人に共感されることを狙っているのだとしたら、おそらく成功。でも内容が浅い

    有名なタイトルばかり出す事で映画をあまり見ない人でも手に取ってもらって、あわよくばその映画を見てみようと思わせることが狙いなら多分失敗

    自分が面白いと思っているものを伝えて共感してもらうことに成功しているのは、例えば放課後さいころ倶楽部。

    あれもおっさんオタクなら無理かと言われれば、ギリ許せると思う。それは「私が面白いと思っているからそれでいい」で満足していないから

    どうやったら面白さを分かってもらえるかを一生懸命考えられない人に伝える能力は備わってこない

  • テーマになっている映画を知っているなら、そのネタの深さにとことん笑えます。
    (自分は6巻の「ロード・オブ・ザ・リング」話で、むちゃ笑いました。)
    知らなくても面白いところが魅力です。

    映画好きなら、ぜひ手に取って欲しい。

  • 漫画家という生き物はかくも女性を性的消費したいものなのかと感心する……と皮肉の一つも言いたくなるくらい,股のアップや下着の透けなどストーリー上何の蓋然性もないただ俺の欲望や妄想を具現化したいためだけに性的に強調している,というある種クソ漫画なのだが,面白いので「ぐぬぬ」と思うわけで、これは続巻も買ってみようと思う.

  • 2

  • 大の映画好きな三十代OL(レビューブログ運営中)が、映画にまつわる個人的な感想や思い入れを語る作品。
    主人公の真知子は強烈なキャラクターで気に入らない映画は容赦なくこきおろし好きな映画はべた褒めする。そのテンションの高さたるや凄まじく時には下ネタやお下品なスラングすら交えて罵倒する。
    その怖いものなし言いたい放題っぷりが痛快!人の顔色をビクビク窺って無難なレビューに逃げるより、好きなものは好き、面白いものは面白いと、誰を敵に回しても言いたいことを叫ぶ姿はいっそ突き抜けて気持ちがいい。
    「私はただ自分が面白いと思ったものを面白いと思ってほしかっただけなのに」
    レビューサイト運営者のみならず、Amazonに感想を投稿しているなら、だれでも真知子の学生時代の体験に思い当たるのではないだろうか。
    たとえそれがどんなにマイナーでマニアックでも、あるいは悪趣味であったとしても、「それの何が悪い!私の好きなもの万歳!私の好きなものサイコー!」と主張する真知子に自分は一種の憧れを感じてしまった。表現はやや過激かもしれないが根底にあるのは深い映画愛、趣味にかける一途な情熱だ。
    知ってる映画や好きな映画が取り上げられると嬉しいし、真知子や佐藤と一緒になって共感したり怒ったり、趣味に生きるって楽しかったんだなと思い出させてくれる。
    映画は一人で見ても面白いが、その面白さを分かち合う人がいれば、楽しさが倍に膨らむ。
    自分が面白いと思ったものをもっと大勢に知ってもらいたい、好きになってほしいという衝動は、きっと誰にでも経験あるのではないだろうか。
    後々出てくる真知子の後輩やスターウォーズ大好き上司トリオ、高校時代の旧友たちも面白い。30代半ば(推定)という微妙な年齢なので、結婚や老後のままならさも映画に絡めてたびたび話題に上り、同年代の読者は非常にフィードバックしやすい。
    映画好きならぜひ食わず嫌いせずチャレンジしてほしい。

  • 隱ュ譖ク縺ァ繧ゅ◎縺?>縺?%縺ィ縺ゅk縺ゅk縺」縺ヲ諤昴≧縺ィ縺薙m繧ゅ≠繧九¢縺ゥ縲∝?倶ココ逧?↓縺ッ縺薙l縺サ縺ゥ莉紋ココ繧呈アゅa縺ヲ縺ェ縺?ー励′縺吶k縲ゅ∪縺ゅ?∬ェュ譖ク縺ョ縺サ縺?′譏?逕サ髑題ウ槭h繧翫b蟄、迢ャ縺ォ蠕ケ縺吶k縺薙→縺後〒縺阪k縺九i縺九b縲

  • 1,2を観た上で言わさせて頂きますけど、「ターミネーター3」はクソです。それだけは言えます。あのクソみたいな終わりには怒りすら通り越して呆れましたからね。それと私的「タイタニック」のクライマックスは船長の勇姿と沈みゆく中で最後まで演奏する演奏隊です。ゾンビ映画が取り上げられたということはサメ映画もいずれ扱われますが、ゾンビ映画以上にZ級が挙がりそうな気がする。あと、朝木貴行かなと思ったけど読んだら全然違った。

    • dasaitamadmaxさん
      あ、そういえば表紙見る限りじゃ似てますね。
      あ、そういえば表紙見る限りじゃ似てますね。
      2017/06/13
    • Holonさん
      名前がね、もうね。でも、中身見たら全然。ローレグだったら100%だったのに。
      名前がね、もうね。でも、中身見たら全然。ローレグだったら100%だったのに。
      2017/06/13
  • すごく思い白いねこれ
    思わずカミさんにも勧めた

    ①映画を観るって事はね
    『鑑賞』ではなくて『体験』なのよ!!」

    ②「何で映画見ないぃ
     ぬわぁにが『人それぞれ』よ
     そんなもん擬態の上っ面の
     ネット炎上対策に言うだけで
     ほんのミジンコも思ったことないわよ!

     だって映画は最高だもの!
     映画こそこの世でもっとも最高に
     イカした趣味で
     私が面白いと思った映画こそが
     最高に面白い映画なのよ!!」
     

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