- Amazon.co.jp ・電子書籍 (301ページ)
感想・レビュー・書評
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政略結婚にして大恋愛結婚、獣人(しかもちゃんと獣形態もある)と少女、カルチャーギャップ、体格差などなどなどなど、ひたすらドツボの嵐でした幸せーーーーーー。設定もストーリー展開もよく練られてる印象で気持ちよかった
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【ネタばれ&辛口感想注意】
Kindle版読了。
ヒロインの住む国は人間と獣人が共存する世界で、両者の王によって平和協定が結ばれているという、ファンタジー世界設定です。
ヒロインとヒーローの出会いは、6歳のヒロインが犬の姿で怪我をしていたヒーローの手当てをした、というケモ耳ヒーローお約束の王道です!
ヒーローは獣人という事で、初夜は後背位です。
抱き潰したヒロインがなかなか目覚めない事に、涙目になって心配するヒーローが可愛かったです。
ヒーローなりに求愛行動を示しますが、獣人相手なら通じる求愛も人間であるヒロインには全く伝わりません。
とにかくヒーローが可愛いお話でした(笑)。
ソーニャらしさは、どちらかと言うとヒーロー父の方かもしれません。
TL小説には珍しいケモ耳ヒーロー設定は物凄く好みで、ツンデレなヒロインとの中盤迄のすれ違い展開は面白かったのですが、個人的にはヒロインの妹が獣人の国を訪ねてきた辺りからウサ耳侍女の裏切り行動の辺りは、そのエピソード必要だった?と思うくらい流し読みになってしまいました。
結局、獣人が人間の武器を扱っていた件のその後の解決もなかったですし、ヒロインをライバル視していた獣人女性も放置されたままだったりと、残念ながら終盤は失速したような感じが否めなかったです。(^_^;)
ただ、ラストのヒロインとヒーローの子供がモフモフなのは可愛かったです。
ここでヒロインが我を忘れて、モフモフな我が子を可愛がるシーンがあればツンデレ返上が出来て良かったのにと思いました。