菩提樹荘の殺人 (文春文庫) [Kindle]

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著者 : 有栖川有栖
  • 文藝春秋 (2016年1月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (205ページ)

菩提樹荘の殺人 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 犯罪学者・火村英夫とミステリ作家・有栖川有栖のシリーズの短編集。

    『アポロンのナイフ』
    執筆に一段落ついたアリスは情報鎖国をしての読書強化期間を楽しんでいた。その期間中に担当編集者片桐との飲み会で出た"切り裂き王子・アポロン"の話題を知る。その翌日の朝刊を我慢できず読んだアリスの元に警察から捜査へのお呼びがかかる。火村と合流したアリスは高校生二人の死亡事件の解決に乗り出す。

    『雛人形を笑え』
    売り出し中のコンビ雛人形の"メビナ"が殺された。彼女の異様な死体の形が、アリスの持ち帰った雑誌と照らし合わせて意外な決定打を打つ。

    『探偵、青の時代』
    買い物の帰り、大学時代の知り合いに声を掛けられたアリスは彼女から火村の解決?した探偵になる前の出来事を知る。車の下に猫がいた。

    『菩提樹荘の殺人』
    アンチエイジングの一人者として人気だったかうんセラーが別荘の菩提樹のそばで殺された。彼下着以外の衣服をはぎ取られ、その衣服は池に投げ捨てられていた。その理由と殺された理由は。

    若さをモチーフにした短編集。
    アリスの存在は警察にも受け入れられている、というのはそれなりの働きがあったからなのか、それとも火村が説得して回ったのか…。ドラマの火村にはアリスの必然性が痛いくらい分かったけれど、原作の准教授にはそれほど危なさが感じられない分、時々不思議だ。ただ火村という人を誰より理解して受け入れている人物がアリスなのは分かる。その彼にも未だ打ち明けられない火村の殺意の切っ先の向かった人物をいつかは知りたい。

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