文學界2016年2月号

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  • 文藝春秋 (2016年1月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910077070263

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文學界2016年2月号の感想・レビュー・書評

  • 対談 藤原辰史×津村紀久子「働くこと、食べること、書くこと」やっぱ津村さん、いいなぁ。

  • 巻頭はなんと宮内悠介さんの『半地下』。
    宮内さんの facebook には、
    「22歳ごろの作に手を入れたもので、主人公はニューヨークの少年少女。
    やや面映ゆくもあるのですが、打算なしに、ただ裸で皆様の前に立つような作です。」と。
    ソシュールの思想などが大きく意味を持つのか、とも考えたがよくわからない。
    『盤上の夜』『ヨハネスブルグの天使たち』みたいなほうが好き。
    杉本裕孝さんの『花の守』。文學界新人賞受賞第一作らしい。
    『不発弾』の上村渉さん、『すら』の板垣真任も文學界新人賞受賞者みたいだ。
    『文學界』すごいな。私の性に合っているだけかもしれないけど。
    山崎ナオコーラさんの墓参記を読んで、『富士日記』が未読なのを思い出した。
    山田詠美さんの作品はよく知らないけど、今回の追悼文はすばらしい。
    巻末のコラム『鳥の眼・虫の眼』。
    又吉直樹さんの『火花』になにか含むところがおありのようだが、
    それを『文學界』で書く相馬悠々ってだれ?

  • 創作
    宮内悠介 半地下
    SF界の鬼才が描く、残酷で甘美な少年時代──入魂の150枚

    杉本裕孝 花の守 文學界新人賞受賞第一作

    上村渉 不発弾
    板垣真任 すら
    高原英理 リスカ

    追悼
    野坂昭如
    山田詠美 食べてさえいれば
    原節子
    蓮實重彦 まだ十五歳でしかない彼女の伏し目がちなクローズアップの途方もない美しさについて ──山中貞雄監督『河内山宗俊』

    新春特別対談
    小田嶋隆×武田砂鉄
    2016年のキーワードはこれだ!
    イスラム国、安保法制、オリンピック問題、マイナンバー。2015年を振り返り、2016年を大予言

    藤原辰史×津村記久子
    働くこと、食べること、書くこと

    連載小説
    宮本輝 潮音(ちょうおん) 第十回
    金井美恵子 「スタア誕生」 第五回 スズラン通り

    巻頭表現
    望月遊馬 邂逅の歌

    連載
    しまおまほ スーベニア 第三回 どうして、箱根
    槙田雄司 雌伏三十年 第九回 流転するバンド
    若松英輔 美しい花 小林秀雄 第十三回 神なき神秘家──ヴァレリー(二)

    エセー
    小石祐介 ドライバー

    コラム
    墓参記 第十二回 武田百合子   山崎ナオコーラ
    若き藝能者たち 第五回 女形の現在──七之助と児太郎   九龍ジョー
    最後の晩餐 第四回 津村記久子さんの場合   オカヤイヅミ
    モテ読書 第十回   犬山紙子
    味な小説 第十一回 江戸川乱歩   トミヤマユキコ
    新人小説月評   石川義正 木村朗子
    鳥の眼・虫の眼   相馬悠々

    文學界図書室
    筒井康隆『モナドの領域』(巽孝之)
    長嶋有『愛のようだ』(瀧井朝世)
    髙橋秀実『不明解日本語辞典』(山口文憲)

    文學界新人賞応募規定   執筆者紹介   次号予告

  • 杉本裕孝「花の守」 文學界新人賞受賞第一作。新人賞の時より、ある意味、プロフェッショナルになっていると思った。構成力がついてきて、次の行、次のページ、次のパラグラフを読ませる力がある。植物との関係を伴っているところは受賞作からの一貫していて、個性を感じる。

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