シンクロニシティ[増補改訂版] ― 未来をつくるリーダーシップ [Kindle]

  • 英治出版
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  • ■ 学んだこと
    ・「シンクロニシティ」とは、自分を導いてくれる出来事や人物との出会いが2つ、3つ同時連鎖的に発生すること
    ・「果報は寝て待て」やキャリア理論「計画された偶発性理論」、アドラー心理学の「目的論」「自己中心性からの自立」、大谷翔平の高校時代のマンダラートみたいに、幸運は自ら意図して作り出せるセオリーと同種のものを感じる

  • ・愛の要素:心遣い、責任、尊敬
    ・目が合ったとたん魂がつながって、その瞬間に互いの相手の人生の一部になるかのような感じだ。
    ・リーダーシップとは、つまり人間の可能性を解き放つということだ。すぐれたリーダーシップに必要な条件の一つは、そのグループにいる人々に活力を与える能力である。人々の心を動かし、勇気づけ、活動に集中させる能力であり、一心不乱に取り組み、最大限の力を発揮してものごとを行う手助けをする能力である。
    ・実際、君という人間そのものが人類の全体だ。
    ・筋肉の中にある感情を使って考えなければならない。あらゆるものを使って考えなさい。そうすれば、意識は流れるようにすすみ、外へも内へも流れ、医師の伝達を可能にしてくれる。
    ・自由な人とは、気ままな勝手さを持つことなく意志を働かせる人である。
    ・もしかしたら、あともう一人だけ誰かが声をあげれば、世界に平和が訪れるかもしれない。
    ・現実に対する心のイメージを入念に変えると、人々は世界を変えることができます。
    ・肉体は、膨大な量の、思いもよらない情報への個人的な入口になる。

  • kindleで安かったので

  • 真のリーダーシップ(=サーバント・リーダーシップ)をもとめて、成長していく、感動の自伝。

    筆者は、リーダーシップという概念に、ある意味とりつかれ、なんら当ても無いのに、弁護士をやめて、フォーラムを立ち上げようとする。すると、偶然が偶然をよび、世界的な強力な仲間の輪が形成されていく。デビッド・ボームとの出合いをはじめ、シェルでのシナリオ・プランニングでの経験などなど、読みどころは多い。

    といっても、うまく行っているばかりではない。だが、人間、そういうなかから成長するわけで。うまく行かなくなる原因って、結局、ミッションではなく、自分にこだわることにあるんだな。確か、西郷隆盛も、大義に従っているうちは人はついてくるが、自分のためというのが少しでも出ると人は離れる、といったことを言っていた気がする。

    かなり、感動的で、泣かせる話が多いのだが、シンクロシティというところから、ユングっぽい、神秘主義が漂っているし、結構、ニューエイジ、ニューサイエンスっぽくて、やや気恥ずかしい。

    あと、空港でたまたますれ違った女性を追っかけて、なんだかんだで結婚するとか、「真実の愛」の物語も、感動的だけど、???で、結局、これって「自分探し」の旅なの?という気もしてしまう。個人的には、真実の「愛」や「自分」がどこかにあるというのは幻想じゃないかと思う。最後は、「神の存在」で終わるしなー。

    でも、自伝なんで、すごく読みやすいし、感動するし、リーダーシップのあり方のすごく良い教科書だと思います。

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