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- / ISBN・EAN: 4534530090812
感想・レビュー・書評
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原作の悪いところがそのまま出てしまっている。とにかく登場人物全員が頭悪すぎて説得力がない。
とくに、主体内部の調和と主体間あるいはその総体としての社会の平穏とを、登場人物たちがちゃんと区別できていない。このことは、(原作を含む)作品の最大かつ致命的な欠陥だと思う。ハーモニー・プログラムを発動することで、主体内部の葛藤を消滅させたとしても、それが社会の葛藤をも消滅させることにはならない。主体ごとに選好は異なるだろうし、仮に選好が同じだとしてもポジションが異なれば利害は異なる。そうであれば、コンフリクトは必ず起こりうる。そこのことを作中のだれもがごっちゃにして語ってしまっている。だから、全体として、どうにも一貫性のない話になってしまっている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは百合。自己のアイデンティティ、あるいは生と死とはなにか。
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原作未読。児童虐待受けた子供がサイコになる話。で結末はLGBT。テーマは高尚な割にストーリーは陳腐。
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予想の範囲に収まってしまったけど、大変面白く、クオリティの高い作品でした。
ラストは沙耶の唄感あるけど、そこにいたる演出が光る作品でした。 -
観ている最中、画のイメージを含めてPSYCHO-PASSが頭を散らついてしまい、集中できなかった。
原作の方が好き。 -
映像化の難しそうな原作の見事なアニメ化。少々メンヘラっぽい独白から、戦場のメカ、無機質な未来都市まで、イメージ以上にしっくりと納得のできる出来。美少女アニメが趣味ではない自分にとっては、感情移入しにくい面もあったものの、過剰な善意が渦巻くディストピアを描いた原作のメッセージは十分に伝わって来る。ただ、ポリコレとかいう言葉が騒がれ出し、幻想が横断(ジジェク)し始めた今となっては、少し古さを感じないこともなかった。伊藤計劃さんにはもっと長生きして、その後の世界も描いてもらいたかった。☆4
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2017/2/23
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なんとなく要するにサイコパスみたいな?
という気分に……
ネットでは鬱映画!と言われてた割になんとか
持ちこたえてるのは、小さい画面でなんとなく
という見方をしたからかも。
命拾いしたわ!
超健康主義で管理される社会。
痛みもなく苦痛もない、それは理想の世界?
何もかも理想通りに行くとそれはそれで
無機質ってことなのかもしれないなと思ったり。
ふん、人生どうしようもないのも幸せってことか。 -
なんかこう、原作の重厚な文章を
映像化しきれてない。 -
劇場にて。かなり原作に近い。