自ら上場した会社を辞め、41歳で再び起業したシリアルアントレプレナーの挑戦 『ベンチャー魂は消えない』 [Kindle]
- 2015年12月27日発売
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (96ページ)
感想・レビュー・書評
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同じ女性として尊敬します。1時間くらいで読めます。自分も明るく元気に頑張ろうと思わせてくれる本でした。
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2回目の起業を決意した経緯と、その挑戦の軌跡です。
最初の1歩から、「女性でありながら、仕事も家庭も手に入れる生き方をするにはどうしたらいいのだろう?」と考えて、出した結論が「とにかく自分がもっとも力がつく環境に身を置く」ということだったというのが、まず格好良い。
実際、数々の苦難の中前に前に進むというのはすごく、エネルギーがいることだと思います。私の中で経沢さんというのはジャンヌ・ダルクのようなイメージです。
普段からブログを読んだり、連載を読んだりしていたので、2回目の起業の経緯とか、その想いとか、メンバーを集めるところとか、知っていたことも多かったです。
それでもなお、この1冊を通して経沢さんの熱いパッションに触れることですごく刺激はされました。
第5章に【まだまだ未熟な経営者が、大切にしてきた7つのこと】が書かれていますが、この章が特に大好きです。
心打つ言葉はたくさんあるんですが、中でも
「自分でできることには限界があるが、皆とやることには限界はない」
「お客さまに提供できるサービスには限界はない」
「相手の時間は相手の命である」
「人間は希望がないといきていけない」
など・・・このままいくと際限なくなりそうなので止めますが、手帳にメモした言葉もたくさんあります。
それから経沢さんは心に澱を溜めないようにしている、と書かれていて、ノートへの思考の吐き出しをしたり、身体面でも週2回は運動の時間を設けていたり、心と体の状態が安定しているということを常に心がけているようでした。
どちらも、私たちが前に進む上で両輪となるものだし、私も最近寒いからと一切止めてましたが、春になったら少し走ろう。。。と気を引き締めました。
なんというか、
みんなの能力は自分が思っているよりもある、だから、夢を諦めないで欲しい、という真摯なまでのメッセージが詰まっていて、とても勇気を貰えました。
他にも経沢さんの本を購入しているので、これから読むのが楽しみ。
キッズラインのますますの発展も、経沢さんのこれからのご活躍も応援しています。