- Amazon.co.jp ・電子書籍 (195ページ)
感想・レビュー・書評
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サクッと読めた。「ソクラテスの弁明」、気にはなっていたけど、ちょっと読む気はしなかった。7~8年前に「国家」を読んだときえらい難解だったし、その理屈っぽさに辟易したからなあ(そういえば大昔、中高の時にも「ソクラテスの弁明」途中まで読んで挫折したことがあったかも)。という訳でコミックを手に取ったが、ざっと内容を知るだけならこれで充分だな。
コミックで読んでも、ソクラテスの弁舌はちょっと理屈が勝ちすぎてる。屁理屈や詭弁と紙一重だな。こうやって論破していったら、敵を作ってしまうのも当然だ。 -
この本が書かれた背景やストーリーはよくわかる。
ただ、この本を読んだだけでは、おそらく表面的なものしかつかめず、「古典を読んだ」と言えるまでの考察は得にくいと思う。
あわせて別の解説書も読んだ方が良い。 -
時代背景や、自分より賢い者がいると証明するために賢者を探した様、ソクラテスがなぜ死んだのかは、ストーリーとして理解できた。
どの時代にも理不尽があり、正義を貫いた者が陥れられるというのは胸くそ悪いが、真実だと思った。
ソクラテスは、正義を貫いて死刑される道を選んだ。善い生き方とは何だろうか?と考えさせられる内容だった。 -
Amazon Prime Reading で読みました。
マンガなのですぐに読み終えました。
哲学に興味を持つ、入り口にはなると思います。 -
嘘のない人生とは。嘘にまみれた人生とは。
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死というのはいいことかわるいことかわからないのだがら、死刑は罰にならない・・・なるほど。ソクラテス。
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現代に生きる私たちとは社会の成熟度も死生観も全く異なるので、何だかフィクションを読んでいるようで全く「なるほど!」と思えるところがなかった。
この本だけで何かを得ることは難しいと思う。私にもっと教養があれば感じ方も違ったかもしれない… -
ソクラテスの弟子、プラトンによる書籍のマンガ版。
「無知の知」とは「死というものを知っている人間は、この世に一人もいない」ということであり、死が悪なのか、善なのか知る者はいないということ。死後の世界について「知らないということを自覚」しているということ。