本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いII」 (TOブックスラノベ) [Kindle]
- TOブックス (2015年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (436ページ)
感想・レビュー・書評
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4.5
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Kindle Unlimitedにて。
貴族生活を中心に物語が展開されていく。
孤児院長としての組織改革、部下への厳しさと労りと成長を促す愛情、そして損益計算(笑
中間管理職的な成長を垣間見ながら、本、図書館の世界が近づいてくる。
そんなときに、平民出身であるが上の痛みを受けてしまう。
恐怖に慄きながらも突破していく成長に、次の物語への大きな扉が開いた感じです。
娘の成長を感じてしまう微笑ましい展開だったのかな?と思ったⅡでした。
早くⅢもKindle Unlimitedに来ないかな〜。 -
この作品は、異世界に転生した本好きの少女マインが、神殿で巫女見習いとして働きながら、本を作るために奮闘する物語です。前作から引き続き、マインは神殿の中で様々な人々と関わり、自分の知識や技術を活かして、本の制作に必要な素材や道具を手に入れていきます。しかし、神殿にはマインの存在を快く思わない者もおり、彼女は陰謀や暗殺の危機にさらされることになります。
この作品の魅力は、マインの本への情熱と、異世界の文化や制度についての詳細な描写です。マインは、本を作るためにはどんな困難にも立ち向かうという強い意志を持っており、その姿には読む者の心を打つものがあります。また、神殿の中での生活や、神官や巫女の役割や能力、神殿と王国の関係など、異世界の世界観には深みがあり、興味深く読むことができます。
この作品を読んで、私が感じたことは、本を作るという行為の素晴らしさと、本を愛する人々の絆の強さです。マインは、本を作ることで、自分の思いや知識を伝えることができると考えています。そして、本を作る過程で、マインは多くの人々と出会い、協力し、信頼し、友情や愛情を育んでいきます。本を通じて、人と人とのつながりが生まれるということは、私にとっても大切なことだと思いました。
この作品は、本好きの人なら誰でも楽しめる作品だと思います。本の制作に関する知識や技術が豊富に盛り込まれているので、本に興味のある人は、その点にも注目して読むとより楽しめると思います。 -
絵本作りやイタリアンレストランの運用まで色んなことに挑戦で大忙し笑
こんなに好きなものがあってそのために燃え上がれるのは本当に素敵なことだなぁ。 -
本ができたとか騎士団とかフェ様とかシキコーザとダームエルとか同調とか!!この巻ほんと忙しいよ!!!
儀式用の衣装ができるあたりから例の事件についてドキドキしてフェ様にときめいて同調フェ様ぎゅーに滾ったキュン死 -
絵本とかイタリアンとかそういうことに向けて奮闘している巻です。
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この巻の進み具合ハンパない……いろいろありすぎ!!とりあえずルッツと神官長まじで推せるわ〜〜カッコよすぎ〜〜!そしてシキコーザ、てめぇは絶対許さねぇ!!! 続きも楽しみだ〜ワクワク!
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ようやく本を手にできる巻。
本好きの下剋上は全部好きだけど
特に第二部の色々頑張ってきたことが実を結ぶあたりが特に好きです。 -
とうとう一冊の本が形になる第5巻。巫女見習いとして重要な任務もこなしたり(それが今後の貴族社会との関わりというか関係を複雑なものにしていくわけだけど)、マインの周囲は、本にしか興味のないマインとは関係なく、ドンドンと大きくなる。側仕えも増えて、主要登場人物が増えてきた。それぞれに曲者でキャラがあってイイ。そのまま第6巻を開く。止められないなぁ。
(2022/137)【再読】版元マイン工房の初めての本が完成する。この辺りは色々なことが起こっていて、マインの周囲が目まぐるしく動く。そりゃあフェルディナンドにも疑いの目を向けられるよ。ルッツに続いてマインの秘密を知る二人目に。騎士団による魔木トロンぺの討伐で起こった事件。これは後々まで引っ張る大きな出来事。後まで知って読み返していると、以前は気に留めなかった点まで注意が行き渡って、一層ドップリと世界に浸れる。