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感想・レビュー・書評
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人が変わるためには、何をすればいいか。
本書では、それを3つの鉄則として表している。
# 1. 頭はいらない
「どうすれば変われるのか?」と考える前に、まず行動すればいい。
必要なのは、考えることより行動することである。
# 2. 根拠はいらない
「変われば幸せになれる」という根拠はいらない。変わろうしてしまえばいい。
変われるかどうかは、実際に変わろうとしてみなければ分からない。
# 3. 希望はいらない
「自分は変わることが出来る」という希望が無くても、動き出してしまえばいい。
一度動き出してしまえば、モチベーションは後から湧いてくる。
要するに、「まず動き出すこと」を肝要としている。
なぜなら行動が変われば、自然と心(中身)も変わるからだ。
従来のこの手の本では、まず心の有り様を変えるところから始め、その結果行動が変わる、というものが多かった。
だが本書ではそれを否定している。
心だけを変えることはできず、心を変えるには行動を変えるしかない、と。
ゆえに大切なのは、どんな小さなことでもいいから、1つずつ何かを変えていくことなのである。
まずは自分が「変われる」ようになることを目指す。
変われるようになったら、あとは「良い方向に」変わっていけばいいだけの話だからだ。
この本はメンタリストDaiGo氏による、変わるための啓発本である。
売れていたので手にとってみたものの、読む前は(全く失礼ながら)「どうせタレント崩れが適当に書いた本だろ?」くらいの印象を持っていた。
だが実際は、きちんと根拠に基づいて書かれている、大変信頼性の高いものである。
内容としては、有名な心理的アプローチの詰め合わせといった感じで、さほど目新しいものはない。
だが筆者の、
「変わりたければ、悩んでないでまず動きだそう!」
というメッセージは強く伝わってきた。
読めばきっと、ポジティブに動き出せるようになるだろう。
自分に勇気が出ない時には、オススメできる本である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分をポジティブに変えるためのマインドセットと具体的な方法が書かれています。
他人と比べた時点でアウト。他人と比べる人は他の人になろうとしているだけであって、自分を変えることに一ミリも役たない。参照すべきは「過去の自分」。なるほど。人と比べてモヤモヤしがちなので、覚えておきたいです。
とにかく自分のまわりのあらゆるものに変化をつけること。人間は変化を嫌うものなので、変化し続けることに慣れることがまず大事。 -
・ものを減らし選択肢を減らす
・いつも使っているものを変える
・自分の未来に持っていきたいものかどうかを考える
・環境を変える五感に入ってくる情報を変える→いつも過ごす場所の景色を変える(色付き照明片付け、聞く音楽、香りを替えるアロマ香水、味覚食べたことのないメニューを選ぶ、衣服肌着を変える約手に触れる持ち物を変える)
・外見を変える服の色を変えるこれまで身に着けていた真逆の色にする
・ドラマやアニメの主人公になりきる
〜5週間プログラム〜
1週目
A4サイズの用紙自分を書き出す
左現在の自分をかく、中央に現在の自分を真逆にしたものを書く、右側にメソッドを書く具体的にかくどんな行動を取ると良いか
2週目
新しいこと日記
3週目
めんどくさいを行動反射に
4週目
恥ずかしいことをやる
5週目
敵を利用する
苦手なもの人に積極的に関わる
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なりたい自分になるには、頭も根拠も希望もいらない。
まずは行動を変えること。
今の行動を変えれば未来の自分は変わる。
行動して「フロー」「ゾーン」の状態に入れば、ネガティブな感情は消える。
7つのスイッチで自然に変わる。
1.時間
時間と結びついた習慣を変える。
朝起きてから2時間が「最も生産的な時間」である。
夜はネガティブな発想が増える。
毎日やることの前後に新しい行動を入れると習慣化しやすい。
就寝前の習慣を見直す。
2.言葉
3.友人
習慣は感染する。
4.モノ
5.環境
6.外見
7.食事
5週間実践
1.A4の紙に自分を書き出す。
今の自分、これからの自分、メソッドを書き出す。
2.新しいこと日記をつける。
幸せ日記を兼ねることができる。
3.面倒くさいをサインにする。
汚れた部屋、溜まったメールなど、すぐに行動する。
4.「恥ずかしいこと」をやる
心のレジスタントトレーニングで簡単に行動を起こせる心を鍛える。
5.敵を利用する
ネガティブな物事に価値を見出せるようになる。 -
言葉の使い方、気の持ち方などポジティブにすることで自分を良い方向に導くための本。#Audible
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体調管理、コンディション調整の入門書。具体的なエピソードが散りばめられていて、話し言葉で書かれているので、スッと入ってくる。
ポジティブや前向きって、断片的にきくと胡散臭いけど、ポジティブシンキングは、メンタルヘルスにとって、
とても大事だなとしみじみ。 -
ポジティブ心理学の本だと思って読んでみたら、全然違った。自分が変わっていくのポジティブに楽しむ、そういう本であった。
エピローグのエピジェネティックと言う考え方には勇気づけられる。遺伝子ですべて決まってしまうのではなく、後天的に性格さえも変えられるということだそうだ。
この本に書いてある行動論を使って、変わっていくことができるそんなふうに思える本であった。 -
audiobook で聞きました。
自分が変わるためには、モチベーションなど必要ない。
形から変われば、自ずと変われる。
何度も聞き返したいと思います。 -
変わるには先ず行動する。
でも変わりたくないのが人だから、ちょっとしたことから始める。
いつも脆弱な意志力で変わらないわが身としては
とても説得力のある内容でした。
具体的に変わるための行動(時間、言葉、友人、もの、環境、外見、食事)
も例がふんだんに書かれており、考えずに先ず行動するよう意識つけたいと思います。
Daigoさんの本はほかにも色々読みたくなりました。 -
行動あるのみ。アイスクリームは温めて貰う。
全体的に早くも読める。
初めてのDaiGo、嫌いじゃない文体。
店員のあの切り返し、私も言ってみたい。
2017/1/19〜。