リリーのすべて ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

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監督 : トム・フーパー 
出演 : エディ・レッドメイン  アリシア・ヴィキャンデル  ベン・ウィショー  セバスチャン・コッホ  アンバー・ハード 
  • ¥ 4,570 (参考価格 ¥ 4,309)
  • NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2016年9月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102421472

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リリーのすべて ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

  • 映画館の予告で見てから、ずっと見たくて見たくて、なのに何度も機会を失って、ようやく。

    エディ・レッドメインの演技を初めて見ました。鏡の前で裸になるシーンは、圧巻。前半の、優しくて悲しそうで繊細な彼と、後半の、強さを手に入れようともがく彼の対比も美しかったです。衣装が、さすが。あのハット、毛皮のマフラー、コート!イギリス人俳優はスーツを着させたら抜群ですね。話の内容を一時忘れて見とれました。

    世界で初めて、性別適合手術を受けたリリーのお話ですが、こういうのを見るとあらためて、「普通」とされる価値観に疑問を抱かずに生きて行けることは幸福、というよりも幸運なのだなと感じます。自分の性に疑問を抱かずにいられること、異性を当たり前のように性対象として見られること、家庭を持って遺伝子を繋げていくことに対して抵抗感のないこと。それらすべては、本当は「普通」ではなくて、そう思えることが「幸運」なんじゃないかと感じました。

    ゲルダの愛は、作中でも何度も形を変えていきますが、それこそが愛の本質なのかもしれません。相手が特定の状態であったときにだけ愛せるのは、それは愛ではないのかもしれません。最後に、リリーがゲルダに言った、「How have I deserve your love?」というセリフにそれは集約されているように思います。ゲルダの強さも、脆さも、どちらも美しかったです。リリーに「大丈夫よ」と笑って言ったあとに、ホテルのロビーでハンスに抱きつくゲルダを見て、胸を打たれました。

    史実とは少し違っているようではありますが、それでも、「普通」を盾に「普通ではない」人を攻撃したり差別したりする人が、こういう映画を通して少しでも減っていけばいいなと思います。

    と、ここまで真剣に書いてきましたが、最後にこれだけは。ハンス役のマティアス・スーナールツが格好良すぎて失神するかと思いました。トム・ハーディーとマッツ・ミケルセンを足して2で割ったような。キリッとした瞳と、どこか甘い瞳の色で、ゲルダに優しくしてくれるたび悶えました。

  • 妻から絵のモデルを頼まれた夫はモデルをするためで女装をする。
    そのことが引き金となり彼の中にある「女性」が芽吹き始める。

    夫はリリィに扮しているうちに自分は女性になりたいことに気がつく。
    トランスジェンダーとしての道を歩み始めるが当時はまだ1933年。性転換の手術の成功実績もない。

    夫の性の転換に悩む葛藤が見所で胸を締め付けられる。

    ラストの崖の上でスカーフが飛んで自由に羽ばたく様を見届けるシーンも印象的。

  • 映画の出来うんぬんの前に、この実在の人物のエピソードが強烈で、この映画の魅力は、キャストの芝居ではなく、この実話のインパクトによるところが大きいかと。

    初めて性転換手術を受けた男性の話も破格ですが、彼を支えた妻の美談もまた破格。夫が女性になりたがっていることを知った妻は、夫を愛する故に、彼が女になることを応援する。勿論それは夫を失うことを意味している。この倒錯した愛には驚くばかり。本作でオスカーを獲得したのがエディ・レドメインではなくアリシア・ヴィキャンデルであったことは正しい!

  • 辛かったなぁ。
    時代も時代だし。

    でもトランスジェンダーなのか2重人格なのかすこし分かりにくいかった。
    トランスジェンダーの概念がない時代だっただろうから自分で自分の状態を説明できなかったんだろうな。
    そういう混乱した感じもよく出てた。

  • とにかく主演のエディ・レッドメインがどんどん女性になっていく姿がすごい。容姿や仕草はともかく、本当に身体が間違えて産まれたんだろうなと思えるくらい、気持ちが女性に完全になったっていうのが伝わる。

  • 前半はアイナーのかっこよさと美しさと夫婦の仲睦まじさにすごく楽しく観れたけど、
    後半はもうつらくてつらくてしょうがなかった。
    愛する夫がそこにいるのに、もういない。
    愛する妻がそこにいるのに、自分は夫としてもう応えられない。
    誰も悪くないけど、どうしてもゲルダ目線でみて、もうアイナーに戻れないリリーが憎く見えてしまう。(個人的にもアイナーがかっこよすぎてあの時の彼に戻ってほしい…ってなってしまうのだ…。)

    つらくてすっきりはしないけど、すごく面白い映画だった。

  • 世界で初めて性転換手術を受けた、リリー・エルベとその妻の映画。
    もともとはデンマークで随一の風景画家と評されるようなアイガー。妻ゲルダも画家であり、彼女の絵の女性モデルの代役をすることをきっかけに、内なる女性が目覚めて行く。そして娼館に通ってまで、女性の姿を見真似し、女性に近づこうとしていく。
    そして理解のない時代において、妻ゲルダは戸惑い、混乱し、道を外しかけながら、最後はリリーの存在を受け入れ、支えようとする。散々無知な医者に振り回されたあげく、最後はドイツ人医師に出会い、アイガーがリリーへとなる、手術が行われる。

    なんというかすごい覚悟だな、と思うけれど、彼女は本当はレズビアン説もあるんですね。アートの世界は、やっぱり昔から、少し大衆とは異なる価値観を持つ人が集まるのでしょう。
    アイガーがリリーになっていく、その美しさは驚嘆するほど。

  • 公開当時から気になってたいたけど、見にいけずレンタルで視聴。
    妻と一緒になって女装を楽しむシーンは可愛らしくて素敵だった。
    どんどん女性らしくなり、元々いたリリーという女性性が外へと解放される。

    この時代、トランスジェンダーの理解はなく医者にかかれば精神異常と診断されてしまう。
    リリーとして生きたいアイナーの苦悩も、夫が好きで女性になろうとする夫を尊重したいが苦悩するゲルダも、どちらも辛くて悲しかった…

  • 最近気に入っているエディ・レッドメインが主演で、ずっと気になってた映画。とにかく映像が美しい!フランス映画のような控えめな色彩で描かれるポーランドやパリが綺麗。主人公の住んでいるアパルトマンの壁のスモーキーブルーが印象的。
    男性のほうが(異性だから)、女性の女性らしい所作に敏感だというのは、日本の歌舞伎の成り立ちを思い出した。
    ラストが切なくて…。人生これからという時に死んだのは可哀想でもあるけど、やっと夢の叶った瞬間に死ねたリリーは、本人としては幸せを感じられたのかなと思う。
    妻のゲルタが芸術家らしく柔軟で理解があって美人で本当にいいキャラしてた。ハンスもかっこよかったし!

  • 自分の人生を生きること。
    相手の幸せを願うことが本当の愛だと思った。

  • 注目するのはゲルダ側。
    リリーになる事は見た目や身体のつくりだけじゃなくて、中身も女性になるって事で。
    愛するからこそアイナーのリリーになりたいという気持ちを尊重するけど、それは夫としてのアイナーにもう会えない事なんだ。

    アトリエや病院、景観なんかがとっても素敵だった。

  • デンマークの風景がキレイでうっとりしてた。

    プラス、主演のエディさんの美しさにもうっとりした。
    トランスジェンダーって、やっぱり昔からあったんやね。

    そんな中、1番感動したのは妻の支え。愛。
    最後までリリーの側で寄り添える深い愛情。
    なんとも重い作品でした。

  • 世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人画家リリー・エルベの実話を基にした物語。
    俳優さんたちの演技がすごかったのはもちろんなんだけど、実話ベースなだけに、リリー(アイナー)の妻ゲルダの葛藤や苦しみを乗り越えた理解と献身的な愛情に心底感服。

    リリーを見てると、自分は女として生まれたことを無駄遣いというか、駄目にしてるなあと痛感…。
    美意識の高さを見習いたい。

    ハンスはプーチンに似すぎていて、いい人役にプーチンの株が上がった。

  • 性同一性障害ってなんかもっと気軽に考えてた。本人は苦しいよね。そりゃそうだ。

  • 請求記号:16D120(館内視聴のみ)

  • 完全にわたし好み。ストーリーもいいけど、出てくる登場人物とか衣装とか、美しすぎる…。エディレッドメインは男の時も女の時も、美しさにため息がでるよね( ˘ω˘ )どっちの時のラブシーンも色気があってすごくドキドキする

  • こんなにもずっと心に残る映画ははじめてだった。切なくて、やりきれなくて、誰も悪くはないのに、普通に生きていけない辛さにグッときて。なんでもない場面で涙が止まらなかった。

  • きれいなんだけど、終始 晴れない。
    湿度が高くて、影があって‥。
    この映画のテーマかな、
    果てしなく暗さと重さがある。
    なんと生きにくいことか。

    デンマークの風景と、
    リリーとゲルダの友愛。
    性を超えた深い情愛。
    女であること、女らしさ。
    そして、自分になりたいと思う強い心。

    美しかった。



    ゲルダがリリーを
    また生かしてくれる気がして‥。
    今度こそ、自分になろうやね。

    2016.12

  • ちょっと特に前半は流れが単調で細かいとこ丁寧に進めすぎててテンポが合わなかった。ゲルダがなんであそこまで付き合ったのかってのがイマイチ自分の小さな心では理解しきれなかったけど、何というか画家同士カップルってのも大きかった様な気がする。実際にリリーの絵がきっかけでゲルダの評価が高まったのかどうかは知らないけれど。

  • 熱演は素晴らしいが好きな映画ではない。奥さん切ない。ハンス役は『宮廷庭師』の時は魅力が全くわからなかったけど今回は素敵。

  • 全然わからなかった。すべてが唐突に思えてしまう。
    ハンスがかっこいい。

  • エディ、キュートやったなー!
    素晴らしい演技やった。

    妻の目線で見てしまった。
    だから、彼女は素晴らしい。

    ほんまに美しい映画。

  • あまり好きじゃない内容だったけど、いい映画だった。
    リリー役の役者さんの演技が圧巻。
    愛した男性が女性になっていく・・・・耐え切れないだろうな。
    それでも夫を後押ししていた妻は、ほんとうにすごい。

    以下あらすじ引用
    世界で初めて女性への性別適合手術(SRS*1)を受けたデンマークの 画家リリー・エルベを描いた『リリーのすべて(The Danish Girl)』。1920年のデンマーク・コペンハーゲン。風景画家として成功しているエイナル(エディ・レッドメイン)と、人物画を描いているが画廊への売り込みが成功しない妻のゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)。ある時、エイナルのドレスを着せてモデルにした作品が画廊に売れたため、ゲルダはエイナルの女装姿を「リリー」と名付け、製作を続けることに。ゲルダの絵が起動にのり、パリに引っ越した二人。エイナルは内なる「リリー」が大きく育ち始めるのを感じ、世界であった「性転換手術」をしてリリーとして生きることを決める。リリーの思いを尊重したい思いと、夫であったはずのエイナルを失う苦しみとの間で苦しむゲルダだが……。

    アイナーは最初、様々な医者に診てもらい、この「女性になりたい病気」を治してもらおうとするのですが、最後は精神が分裂してしているとして、拘束されそうにもなるんです。

    でも、友人の女性バレエダンサーから、ある婦人科医がそういう男性を診てくれると聞き、それは、性転換の手術をするということで女性になるということだったのです。それは一度目の手術で男性器を切除し、2回目で膣を形成するというもの。

    アイナーはリリーとして生きることを決心してこの手術を受けることにします。

    ゲルダはそんな彼を尊重して、彼を送り出します。

    アイナーが子供だった頃にアイナーにキスをしたハンスという同級生がフランスで成功していて、ゲルダはハンスにアイナーのことを相談をしていました。ハンスもまたアイナーがリリーになることを応援してくれるのです。このハンスは次第にゲルダに惹かれれいきます。彼はストレートですが、子供頃あまりにアイナーが可愛かったから、ついキスをしてしまったことをゲルダに話します。

    1度目の手術が終わって、デンマークに戻ってきたリリー。彼女は女性として百貨店で働くようになります。そんなリリーの活躍を応援するゲルダ。ですが、リリーは早く2度目の手術を受けて、女性として独立して生きていきたいとゲルダに話します。ゲルダはそれを受け入れて、再びリリーを医者のもとに送ります。ここもなんとも切ない。

    この2度目の手術がうまくいかず、これがもとでリリーは亡くなってしまうのです。

    病院に駆けつけるゲルダとハンス。リリーはゲルダとともに、外の陽を見ながら静かに息を引き取ります。


    事実は、もっとすごくて実は5回の手術を受けたらしいのです。子宮と卵巣の移植まで行って、当然それは免疫抑制などもできない時代でしたから、定着するわけもなく、それがもとで亡くなったということです。


    この時代にこんなに自分に正直に生きるということが、どんなに大変だったかと考えると、このアイナーはすごい人だったのだと思うことと、それを最後まで捧げたゲルダの愛の形に感動しました。ちなみに本当のゲルダも生涯リリーの絵を描き続けたのだそうです。

  • 妻の気持ちが複雑すぎる。妻の浮気が心配になってしまいメインストーリーにのめり込めず

  • 世界初の性別適合手術を受けた人物が題材。この時代の家具や洋服など小道具の出す空気感が素敵。主役のリリーを演じるエディ・レッドメインの演技を観るだけでも楽しめる。ちなみにその周りを固める俳優陣はいたって普通なのが残念。

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