- Amazon.co.jp ・電子書籍 (309ページ)
感想・レビュー・書評
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上橋菜穂子さんのファンタジー小説です。
この作品は風景描写が美しく、またストーリーも読後優しい気持ちになること間違いなし。
オススメです!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
野火と小夜の美しい物語。風景描写もとても素敵で、昔の日本の綺麗な風景が浮かび上がってくるようでした。ぜひスタジオジブリ等で映像化して欲しい。
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ある呪者の使い魔にされた霊狐の野火が幼い頃、小夜という少女に命を救われ恋をする。
野火は命懸けで恩返しをする健気さに心臓がキュッとなった。
想いを通わせた2人の行き着く先はーー
おおむねハッピーエンド。 -
守り人シリーズを読み上橋菜穂子先生の本を読みたいと思い、読んだ作品です。
守り人シリーズとはまた違った、少し閉鎖的だけど美しいファンタジー小説。
ラストは、「そっちを選んだのね。。。」と私的には悲しいと思ってしまいましたが、読み応えのあるとても良い作品でした。 -
「とても面白かった」と記憶してるけど、十何年も前に読んでストーリーを忘れたので再読した。そして、やはりとても面白かった。
上橋さんのいつものストーリーで、その中でこれが一番私好みで良かった。
10年後にまた読もうと思います。 -
「守り人シリーズ」「獣の奏者」「鹿の王」が好きなので手に取った上橋菜穂子さんの本。期待に違わずとても面白かった。他の作品と比べて、恋がテーマの作品。
美しい日本の美しい物語、という印象。日本の原風景の描写がとても綺麗で、何だか懐かしくなってしまった。どの時代かは明記されていないが、昔の日本のイメージで書かれた物語だそう。
国と国の闘争のいざこざはあるにせよ、そんな中での登場人物(小夜、野火、小春丸など)のまっすぐさはとても魅力的だった。 -
人の心が聞こえる〈聞き耳〉の力を亡き母から受け継いだ少女小夜。
ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助ける。
狐はこの世と神の世の〈あわい〉に棲む霊狐・野火だった。
隣り合う二つの国の争いに巻き込まれていく。