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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (187ページ)
感想・レビュー・書評
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池辺さんの本、大好きです。
登場人物の淡々とした日常と、どこにでもありそうな中の登場人物の感情がもう、ドストライクです。
みんなが持ってて、口には出さない、そんな心情を丁寧に描いていていい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
衣食住。どれに重きを置くかは人それぞれ。投資としてマンションを買うのか。終の住処として買うのか。人それぞれの事情がある。当たり前だが。1巻は沼ちゃんを中心に物語が動いたが、2巻は沼ちゃんを取り巻く女性にも焦点が。「さて…どこで生きようか」ひとり旅を趣味とする豊田さんの川べりでつぶやく言葉が印象に残る。「まずは自分の人生をちゃんと自分で面倒みて、誰かと生きるのはそのあとです。」結婚をあきらめてるわけではなく、自分の足で自分の人生を動かそうとするその生き様がかっこいい。
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光差し込む陰影で表されるものであったり、台詞少なに削がれた余白と流れる余韻であったりと、最少の情報量でも心を揺さぶるようなシーンが見せびらかすわけでもひけらかすでもなく迫る柔和な凄味が心地好い。でも、要さんの眉毛まで消さなくても(笑)強かさというよりは逞しさ。取捨選択のある人生の中で選び取った潔い生き方だと思う。
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ほっこり。働く女性の味方本。
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