波よ聞いてくれ(2) (アフタヌーンコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • やっぱり合わなかった。

  • 次号に続く最後のラジオの意外な展開に疲れ、もういいかな...と言う感じで続きが読みたいとは思わなかった。描かれた時代(2016年発行)にはこのような展開のエンタメがウケたのだろうか?

  • どうしようもなく我が儘で、自由奔放やり放題。
    それでもなぜか周囲の異性を惹きつける存在。
    そういう人って居る。
    恋心って不思議。
    スキの反対はキライでなくて無関心
    という言葉があるように、
    嫌な奴だなあと思った時点で、
    その術中にはまっているのかもしれない。
    知らないうちに心の裡にある。
    存在が気になっている。

    ふだんは強気で自分勝手で面倒くさい人。
    そんな人間が頼ってきたら。
    いじらしくお願いしてきたら。
    弱々しく傷ついていたら。
    その瞬間に居合わせたら、
    これまで嫌だったことがすべて引っ繰り返って、
    惚れてしまう。
    振り幅が大きいほど、もう首ったけになる。
    この漫画の主人公・鼓田ミナレは、
    まさにそんな女性。

    怒ったり泣いたり腐ったり、
    暴言も吐けば嘘もつくし暴力も振るう。
    でも迷ったり弱ったりすると、
    本当に可愛いのだ。
    ずっと可愛い子より、その落差にやられる。
    なかなか可愛いところを見慣れないから、
    目を離すことができない。
    ろくでもない男にお金を騙し取られたのに、
    再会するとほろり心惹かれるところなんか、
    最高にキュートだ。
    惚れたな。

  • ちょっとトーンダウンしたかな.

  • アニメ放送中は読まんとこと思ってたけど、放送回数が残り2回となり、単行本が7冊まで出て出てて、現在までにカバーされてる範囲がこの辺までということを考えたとき、ほとんどのエピソードは放送されないということを確信し、猛然と読む気になった。
    いや、これ面白いですよねー。
    絶対に読者の思い通りにはしないぞ、みたいな挑戦を感じます。

  • アニメ化を機に、1-2巻読了。読み返してみて、あらためて原作に忠実なアニメづくりだったんだなと再確認。ミナレさんの勢いがそのまま動画に息づいている感。

  • ・ミナレの担当する番組は架空実況中継。
    ・光雄から連絡あり再会した二人は・・・
    ・三巻以降は有料だがさてどーしよーかなー。おもろいことはおもろいがこのあたりでじゅーぶんって気もする。

    ▼藻岩山ラジオについての簡単なメモ

    【鼓田ミナレ/こだ・みなれ】札幌のスープカレー専門店「ボイジャー」の人気ある店員だが店長の方針に合わずクビ寸前なうえフラレて酒場でクダまいた相手が藻岩山ラジオのディレクターでミナレの声やしゃべりが個性的でかつ滑舌がよかったことなどがありラジオのパーソナリティーへの道に踏み入れることになった。
    【小利】《いいの! 私は常に小利を追い大利を失って生きてきたの》
    【城華マキエ/たちばな・まきえ】「ボイジャー」の店長ともう一人を車ではねた兄の償いに店で働くことになった黒髪ロングの美女で何やら家庭の事情があり家に帰りたくないようで中原のとこに転がり込むが中原に気があるらしいのに二人の間には特に何も起こっていないもよう。
    【中原忠也/なかはら・ちゅうや】スープカレー専門店「ボイジャー」の調理担当でミナレに惚れているもよう。
    【南波瑞穂/なんば・みずほ】藻岩山ラジオのADでミナレを居候させてくれた男と付き合ったことはないが性格もルックスもいい娘さんで亀を三匹飼っている。
    【ボイジャー】スープカレー専門店でミナレと中原とマキエが勤めている店だが元々「ガガーリン」という店で修行したらしい店長の腕はすでに本家を超えてかなり美味らしい。
    【麻藤兼嗣/まとう・かねつぐ】藻岩山ラジオのディレクターでミナレを見いだした傍若無人な中年男。
    【光雄】ミナレをフッたためにいつも放送のネタにされるがリアルでもけっこうたいへんな目に。
    【藻岩山ラジオ】通称「MRS」のローカルFM局だが北海道7局のどうやらキー局らしく元々「ボイジャー」店内で垂れ流していたのがミナレとの縁ではあった。

  •  タダだったから読んでみた( ´ ▽ ` )ノ

     第1巻どうよう、絵もノリもギャグ向きじゃないから慣れるのに少々時間がかかる(>_<)
     まあ、ハマってくると面白いんだけどね( ´ ▽ ` )ノ

     しかし、「あとがき」を読んで愕然(@_@)
     これ、恋愛マンガだったの、そもそも?(@_@)
     失恋談はただのイントロネタだと思ってた(@_@)
     話が動き出した以上、そんなのもうどうでもいいんじゃない?……(´ε`;)ウーン…
     ラジオ界や札幌のあるあるネタだけでじゅうぶん話は転がっていくと思うんだけど……(´ε`;)ウーン…

     第3巻以降はまたタダになったら……( ´ ▽ ` )ノ

    2020/04/05

  • 続きが気になりすぎる

  • (なんで電子書籍しかないの)
    恋愛成分多めな回な気がしたけどまだ少ないんか。
    クズ男に尽くしたがる女の人っているよね。
    この人には私がいないとダメ、という感情で自分の承認欲求を満たす人。
    亀が喋るのおもろい。

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著者プロフィール

沙村広明(さむら・ひろあき)★漫画家。1970年生。千葉県出身。1993年、アフタヌーン四季賞夏のコンテストにて四季大賞を受賞した『無限の住人』でデビュー。同作が年末より連載化し、アニメ化もされるなど、長期間にわたり人気を博したが、2012年末に堂々の完結を果たした。2011年より少年シリウス別冊ネメシスにて『ベアゲルター』を、2014年よりアフタヌーンにて『波よ聞いてくれ』を連載開始。他の作品に『おひっこし』『ハルシオン・ランチ』(講談社)、『ブラッドハーレーの馬車』『春風のスネグラチカ』(太田出版)、『幻想ギネコクラシー』(白泉社)などがある。

「2015年 『ネメシス #25』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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