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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (242ページ)
感想・レビュー・書評
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実家という古民家をいずれ直さないといけないな、直すのであればできるだけ自分の手で修繕をしたいなと思い、本書を手に取りました。
中山さんらの失敗で何度も思わず笑ってしまうところも。ただその失敗が次につながっていると思うと本当に勉強になる本だなと思いました。そしてプロフィールからも分かるとおり、すごいバイタリティです。失敗をものともしない姿勢にこそ本当に学ぶ必要があると思います。
本書では、ちょっとしたリフォームに止まらずかなり大規模な改修もしているので絶対無理だろこれ?!と思う修繕内容や必ずしも必要ないと思った部分もあるので、自分にとって必要な部分の失敗内容を学びとして活かすことをしていきたいです。
とはいえ、かつては誰しも自分たちで家をつくり、直し、そして壊しをやっていたんでしょうね。今日における専門家に全てを委ねた建築は、自分たちで材料を選ぶこともリフォームすることもできない家になってしまいました。そしてこうして生まれた家を今後誰が保守していくんだろうと不安は尽きません。今ある家と昔ながらの持続可能な建築技術を守り、未来に継承していくことが今の我々がやらないといけない責務だとつくづく実感しております。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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