宙の家 (角川文庫) [Kindle]

著者 : 大島真寿美

• KADOKAWA (2013年2月25日発売)

感想・レビュー・書評

[けんさんさんの感想 · 2021年3月1日]

【夢見心地の君へ・・】
直木賞作家　大島真寿美さんのデビュー作。
マンションの11階に住む女子高生。身の回りの出来事を通して、夢の世界と現実の世界を行き来しながらも、目覚めていく。無限の空へ。

著者プロフィール

1962年名古屋市生まれ。92年「春の手品師」で文学界新人賞を受賞し同年『宙の家』で単行本デビュー。『三人姉妹』は2009年上半期本の雑誌ベスト２、2011年10月より『ビターシュガー』がＮＨＫにて連続ドラマ化、2012年『ピエタ』で本屋大賞第3位。主な著作に『水の繭』『チョコリエッタ』『やがて目覚めない朝が来る』『戦友の恋』『空に牡丹』『ツタよ、ツタ』など。2019年『妹背山婦女庭　魂結び』で直木賞を受賞。

「2021年 『モモコとうさぎ』 で使われていた紹介文から引用しています。」