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感想・レビュー・書評
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高校生の時に読んで良い作品だと思った記憶がある。
上京する時に持ってきてそのままずっと本棚に入ってた。
大学生の時にも何度か読んだ気がする。
昔読んだ作品を改めて読んでみるのは感じ方が変わっていたり、変わっていなかったりして面白い。
大学生活って良いなあと思う。大学生活とはこういうものなのかと少なからず影響を受けているかもしれない。
ギャグとシリアスのバランスが良い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んだのはだいぶ前のことだが、あの漫画はほんと良かったなぁ〜という心の片隅に残り続けていた作品だったので購入。
学生時代の燻る何者にも属していない不安定さ、気だるさ、目的も目標もなく未来を何となく何となしに思い描き、募る焦燥感にその現実的な将来に不安を覚える入巣たちと音楽に邁進して夢を叶えようとする鯨井先輩との対比と入巣と鯨井を軸に駄サイクル、才能の壁、限界、その差異によって浮き彫りになる作者が投げ掛けるものと物語の収束に向かっての爽快さもあるのにどこか青春の終わりを痛感させる寂寥の余韻が過ぎ去りし日の青春時代を思い返し色々な感情を呼び起こし、揺り動かされる。