警視庁鑑識課 アブラムスの夜  〈新装版〉 (徳間文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 北林優『警視庁鑑識課 アブラムスの夜』徳間文庫。

    警視庁鑑識課の松原唯警部を主人公にした警察小説シリーズの第1弾。シリーズ第2弾から読んでしまったのだが、第2弾に描かれた松原唯の過去がさらに詳しく描かれている。2作を読んで人物像の描き方が曖昧で誰が主人公なのかハッキリしていないことと、事件を暗喩的に描き過ぎていて、ストーリーを追い切れないもどかしさを感じた。

    西新井警察署管内の公園で見付かった焼死体。現場へ出動した警視庁鑑識課第一現場鑑識係六班の松原唯警部は、酷い暴行を受けた痕跡を見付ける。また、強行犯捜査六係係長の権堂正憲警部は目撃情報から犯行に関わったらしき少年たちを追う。その捜査途中、学校のプールで少年の一人が手を拘束されたまま溺死した。彼の背中にナイフで刻まれた文字『アブラムス』の意味とは…

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著者プロフィール

1955年沖縄生まれ。琉球大学物理学科中退。徳島大学薬学部卒業。沖縄県庁、沖縄県立病院薬剤部勤務を経て、2000年に作家デビュー。作品に『0と1の間』『殺すに時があり』『警視庁鑑識課 ミッドナイト・ブルー』などがある。08年、逝去。

「2016年 『鎮静剤 警視庁鑑識課』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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