珈琲いかがでしょう 3巻 (マッグガーデンコミックスEDENシリーズ) [Kindle]
- マッグガーデン (2016年2月13日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (228ページ)
感想・レビュー・書評
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ストーリーの大枠だけ見るとよくある「いい話」なんですが、それにとどまらない。
山あり谷あり、毒あり、どんでん返しあり、人間の「生」の部分が出ていて、心をえぐられることもしばしば。
キャラクターがみんないい味を出してます。
全3巻という短い話で、ここまで心を揺さぶられる、非常によくできたストーリーです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
冒頭一話読んで、ほっこりさせるエピソードが集まった内容かぁ~ちょっとブレイクしてみましょうを押し付けられたら合わないかもなぁなんて思ったら大間違いだった~!面白かったです!
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うーん、世間の評価は高いみたいだけれど、わたしはいまひとつ乗れなかった。
ドラマ化のタイミングで1巻だけ無料で、先日ドラマを一気見してすごく疑問に感じたところがあったので、最後まで読まなきゃいけないと思って後の2巻を買ったのでした。
謎多き移動販売のコーヒー屋の青山は、その行く先々で現代の人間関係に押し潰されそうな人々をコーヒーで救っていく。基本的にこれはリアリズムではなくファンタジーと捉えているので詰めの甘さは脇に置いているのだけれど、それでもクライマックスと思われるたこじいさんのエピソードは……いつの時代の話? キーワードとして「ポップ」が頻出するけど、これってポップなのかと疑問が湧き、それで回収されて大団円というのが本当に理解できなかった。
この二段構えの真実(青山の過去と青山の師匠のたこじいさんのエピソード)はドラマでは多少改変があったんだろうなと感じたから原作を読んでみようと思ったのだけれど、青山のは「濡れ衣を着た」のと「後で自首する」というエビデンスを提示していて、まあかろうじて逃げ切った感じだけれど、たこじいさんのは、なあ。ちなみに、ドラマでは足抜けはちゃんとしたことになってるけど服役はしてないしそういう話も無いので、このまま大団円とはいかないと思います。ファンタジーでも現実世界を舞台にしているのだから、最低限この辺は守らなきゃならないんじゃないかと思いました。
ラストの、みんな幸せになってたのも、まあファンタジーだからあれでいいんだろうけど、いい世の中ですね、とは思った。わたしの心が汚れすぎているだけかも知れない。 -
中村倫也に脳内変換されながら読了。
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これは面白い。よくあるグルメほっこり系かと思ったら、3巻まで一気に読ませるこのストーリー。作者の構成力すげえ。
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1,2巻に出てきた人みんな出てきた~。
再会してたり、接点のなかった人達が出会ってたり。
「ポップな生き方」いいね。 -
素晴らしい。是非1人でも多くの方に読んでもらいたいです。
胸に響くワードとどんどん引き込まれる世界観。コナリさんの作品は、人が生きてくために必要な言葉や考え方が沢山詰め込まれてて、ダメな自分に気づいて胸が苦しくなったり、幸せな自分に気づいて心がほっこりしたりします。
自分と向き合うことって本当に辛いですけど、自分を変えたかったり人生に疲れてしまった方には是非読んでいただきたいです。
コナリさんの作品に同じコメントばかり書いてすみません、私にはこの表現しかこの作品をレビューすることができません。嘘でもサクラでもないです。是非本当に読んでみてください。 -
女性キャラの目の描き方が個性的で素敵。
素直に珈琲飲みたくなる。 -
定番の大団円。まあ、無難に良いよね。
若干腐臭がするのが難点。