- Amazon.co.jp ・電子書籍 (198ページ)
感想・レビュー・書評
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所々にグッとくる言葉があるなぁと思っていたら、陣内さんが出ていた「チルドレン」のレビューでも同じようなことを書いていた。
何が良くて何が悪いのか、さらっと考えさせる書き方がいいです。問い合わせ窓口あったらいいなーと思うこと確かにあります。
kindleになってハイライトがしやすくなったので、kindleにも星一つ。
「チルドレン」の内容をすっかり忘れていたので再読しよう。 -
大好きな伊坂さん、しかもチルドレンの続編だとか。
それはもう読む前からテンションが上がる。
というか上げすぎたのか、ちょっと物足りない気がした。
ホントに正しいことってなんだろう。
ホントの正義ってなんだろう。
…そんな答えが出ない、重いテーマが多い彼の小説だけど、今回もそう。
ただひとついえるのは、アタシは彼が書く文章の雰囲気がやっぱり好きだっていうことか。
言葉の使い方とか選び方とか。
また自作を楽しみにしていよう。 -
間延び気味では?とか、木更津をもう少し動かしたら…とか、あれこれ思いながら読んでいたが、陣内のキャラに惹かれて読み進み、最後はほんのり良い気分で本を閉じる。
辛いことが多くてやるせなくなってしまうけど、「それでも、もしかしたら…」と小さな明かりを灯してくれる伊坂幸太郎の小説。作者も厳しい現実と向き合いつつ、あきらめてないんだと感じる。 -
筆者の作品は、正しいこととは何か、フェアとは何かをテーマしたものが多い。本書もそうだし、重力ピエロなんかもその典型だと思う。こうしたテーマは感動を呼ぶことも多いが、ワンパターンで展開が読める場合も多い。だが、筆者はテーマの追求にとどまらず、微妙に外す仕掛けをほどこすことによって、とても面白い作品に仕上がっている。
しかし、本書はテーマの追求という視点ではひねりは加えず、登場人物達はかなり直球で向き合い、悩み、苦しんでいる。そして、狂言回しであり、正しいことの実践者である陣内さんは、常識外れで滑稽な人物になってしまっている。そうすることによって、筆者は俗に云う常識というものが正しいことからすでに大きくずれていることを鋭く描いていると感じた。更に、本書でも楽しい仕掛けが満載で飽きない。 -
高田純次以上にテキトーな家庭裁判所の調査官に
ブン廻される真面目なお兄さんのお話。
変わり者だらけだけど、
真実と人生を、
キチンとみている人達が導き出す
絡まる想いの物語。
スガチャカなジャズとほろ酔いが
読むのに適する話。 -
永瀬さんがドラマを叩き、陣内さんが歌う、『パワー・トゥ・ザ・ピープル』の演奏を観てみたかったとは思った。(武藤)
再読。
陣内さん、相変わらず憧れないけどカッコいいな。
『チルドレン』で交わらなかった武藤と永瀬も関わって改めて面白かった。 -
正義とは何か
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しゅ、出世している。
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大好きな伊坂幸太郎作品で「チルドレン」の続編ということで楽しみに読みました。
陣内さんの傍若無人ぶりは健在でぐいぐいと引き込まれるように読みました。
伊坂幸太郎の作品は言葉のひとつひとつのやりとりが本当に面白い。