老人と宇宙 (ハヤカワ文庫SF) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ハインラインの「宇宙の戦士」は未読なので新鮮だった。設定やSFの世界観がとにかく楽しい。読むほどに主人公ジョンを好きになる。中盤少しダレたけど後半は一気読みだった。とてもきれいなエンディングだったけど、続刊があるとなるとメチャクチャ気になってしまったのでソッコーポチってしまいました。一人称好きみたいでとてもしっくりくるしユーモア満載で読みやすかった。

  • 映画「アバター」の元ネタとなった本。老人や身障者が戦争参加と引き換えに新しい強靭な身体を手に入れるという設定。新しい身体や能力への喜びと葛藤、敵撲滅への躊躇や戦争参加への諦念など深く描かれている。
    ちなみに映画の方は、一作目がとても良かったものの、「アバター2」ではその辺の迷いが消し飛んでしまっていて薄っぺらく感じてしまいました。

  • 読み終わった。
    エイリアンとやりあうアクション要素が強くて思っていたのと違ったが、面白かった。老人を主人公にしている点が珍しいと思ったけど、話に説得力ももたらしている要因になってていい感じでした。

  • ブクログの整理中にうっかり感想を消してしまった。
    なので、箇条書き。

    ・訳文が柔らかくて読み易い
    ・ところどころに挟まれるジョークが軽快
    ・海外SFながらも、ライトで読み易い
    ・俺TUEEEEな美男美女

  • 75才以上の年寄りを集めた軍隊、という発想が面白い。現役を引退したあとのセカンドライフとして、コロニー防衛軍でエイリアンと戦う人たちの物語。

    が、それ以外は実にオーソドックスな戦争SF。
    宇宙に進出した人類が各地で出会う知的もしくは原始的生命体。
    友好な種族もあれば好戦的な種族もある。いろいろな姿形をした生命体とのファーストコンタクトストーリーとしても楽しめる。

    あまりにオーソドックスすぎて、こんなもんかな、という感想だな。
    面白いけれど。

  • 老兵がオンボロな身体に鞭打ってエイリアンと死闘を繰り広げ……られるはずもない。
    その方面に進んでいたとしても、それはそれで面白かっただろうとは思うけれど。
    確かに「宇宙の戦士」と似た空気はあったけれど、老人が新兵になるというアイデアや、所々で笑わせにかかる点などは、こちらのほうが好み。
    しかし、ハードSFかと思えば結局は死と時を超えたラブストーリーでした、ごちそうさま。

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