- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988111249784
感想・レビュー・書評
-
アランドロン、確かにかっこいいけど…
雰囲気を楽しむ映画だとは思うけど…
飼ってる鳥の鳴き声が耳から離れないけど…
いかんせん主役の暗殺者としての力量に???がついてしまい…ゴルゴ13と比較してしまうとどうしても(笑)
その辺が嚙み合えば★4つ…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
題名だけは知っていたアラン・ドロンの「サムライ」。公開後52年にして見る。冒頭に「武士道」の教えが文字で出る。自分自身と対峙するのが厳しいのだ、というような意味が出る。その精神を持ち殺しを請け負う一匹狼のジェフ。非情だが寂しい、それが小鳥と住むベッドだけのアパートに現れている。眉間にたてじわをよせ、一方の眉がちょっとあがるあの顔、う~んたまらないです。最後の最後、ピアニストの女性に向けたピストルの中身がサムライ・ジェフの心だったのか。
アリバイを頼む女がナタリー・ドロン。名前はもちろん知っているがあまり顔は知らなかった。これがドロンの奥さんだった人なのか。
1967フランス
2019.12.10BSプレミアム -
BS プレミアムシネマで。
一匹狼の殺し屋の話。 -
TVにて
全編を通じてクールでストイックな画面.そして殺し屋の哀愁がずっと漂っている. -
★★★liked it
『サムライ』 ジャン=ピエール・メルヴィル監督
Le Samourai
青みがかったモノクロのような映像
ソフト帽にトレンチ・コートを羽織った孤独な殺し屋
雨が降るパリの街を走るシトロエン
アラン・ドロンの神秘的な美しさ、哀愁に充ちた目
ソフト帽のつばを指先で直すアラン・ドロンはまさに”アート”
かっこよすぎるハードボイルド・サスペンス
Jean-Pierre Melville interview
「私がアラン・ドロンの家に行き、その脚本を読んで聞かせた。身じろぎもせず私の朗読を聞いていた。顔を上げ、腕時計をちらりと見て、私を制止した。『あなたがシナリオを読みはじめてから7分半になるが、まだセリフのかけらも出てこない。これで結構です。この映画に出ますよ。タイトルは何というんです?』。『サムライ』だと私は答えた。アランはひと言も返さず、私に付いてこいと身ぶりで示した。導かれたのは彼の寝室だった。革張りのベッドのほか、そこにあったのは、サムライの槍と剣と脇差だった」
by三島由紀夫
「『サムライ』は、沈黙と直感と行為とを扱った、非フランス的な作品で、言葉は何ら重要ではなく、情感は久々の濡れたようなパリの街の描写をアラン・ドロンの哀愁に充ちた目で尽くしている。この映画が殺し屋の沈黙の中に充填したエネルギーは、たしかに密度が高い。それは何らニヒリズムではない。情熱でもない。キリッとした、手ごたえのある、折目節目の正しい行動の充実感である」
Madonna - Beautiful Killer MDNA Tour 2012 Paris Olympia
https://youtu.be/tXfC0mM6TMY