これからの世界をつくる仲間たちへ [Kindle]

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著者 : 落合陽一
  • 小学館 (2016年4月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (180ページ)

これからの世界をつくる仲間たちへの感想・レビュー・書評

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  • ☆☆重要なのは、「言語化する能力」「論理力」「思考体力」「世界70億人を相手にすること」「経済感覚」「世界は人間が回しているという意識」、そして「専門性」です。これらの武器を身につければ、「自分」という個人に価値が生まれるので、どこでも活躍の場を見つけることができます。☆☆


    ・「ガッツはレッドオーシャンだから、そこで勝負しても無駄だよ」
    ・コンピュータに負けないために持つべきなのは、根性やガッツではありません。コンピュータになくて人間にあるのは、「モチベーション」です。
    →気合(時間をかけること)でなく頭で勝負。その為の楽しむというモチベーションが必須


    ・再魔術化した21世紀に、あらゆる「魔術」の裏側を知る必要はありません。自分の専門ではない分野では、ひとりの消費者として「なぜそうなるのか」を理解しないままその利便性を享受していればいいでしょう。
    ・ロールモデルのないオリジナルな価値を持つ人間になろうとするなら、何かの「魔術師」になるのがいちばんです。
    →魔法(便利な仕組み)の裏側全てを知るのではなく、一つでもいいので自ら魔法を生み出すことが大切。

    ・しかし「自分が解決したいと思う小さな問題を探せ」と言われたら、どうでしょう。意識は外の世界に向かうはずです。そうやって探したときに、なぜか自分には気になって仕方がない問題があれば、それが「好きなこと」「やりたいこと」ではないでしょうか。
    →「自分探しは内面ではなく外に解がある」と考えること。

    ・若い世代は、いま自分がどんな時代に生きているのかを過去と比較して知ることも大事です。昔は何ができなくて、いまは何ができるのかを知らなければ、解決すべき問題を発見することも、そこに文脈をつけることもできません。
    →"古さ"(枯れた技術など)を軽視しない。知る事で文脈を作る。


    ・コンピュータの使い方を覚えるのではなく、「コンピュータとは何か」「プラットフォームとは何か」を考え、自分が何を解決するか、プラットフォームの外側に出る方法を考えに考えて考え抜くことが大切です。その「思考体力」を持つことが若い世代にとって重要になるでしょう。
    ・思考体力の基本は「解釈力」です。知識を他の知識とひたすら結びつけておくこと。もし小さい子供にそういう思考体力を身につけさせたいなら、周囲の大人がいろいろな問題について「言語化」を促すのが効果的でしょ
    →知識を知っているだけならグーグルにも出来る。それをどう解釈するか?何と結びつけるか?というのは、人間だけが出来る付加価値たりうる。

    ・自分の将来をイメージするときは、市場価値の「最高到達点」がどこにあるのかを考えておくべきです。

  • きちんと物事を考え、研究してきた人による、これからの世界の方向性を踏まえた生き方の指南書

  • ・IT世界が進む中、自分の専門性を磨くことが重要(ジェネラリストよりスペシャリスト)
    ・PCに使われる人間ではなく、協業をできるスペースを探すこと。(常に思考し続ける習慣こそが大事)
    ・Uberのようなマネジメント管理(中間管理職)をITが代替していく時代が到来するので、その仕組みを作れる側に回ること。PCに踊らされる人材にならないこと。

  • コンピュータ、インターネットが普及し、更にAI技術が発達した先にどのような社会が待ち受け、人間はこれに対してどう生き抜くか、といったことが書かれています。今までホワイトカラーがしていた仕事は自動化され、多くはコンピュータの下請け的な働き方になるだろうと、著者は予測しています。また、そういった時代にこれまで以上の価値が認められるのは誰にもシェアされていない暗黙知だと書かれています。従来はホワイトカラー、ブルーカラーの二極が存在していたが、次のパラダイムではホワイトカラーの役割が縮小し、代わりに暗黙知を持つクリエイティブ・クラスという第三極が時代を先導するとしています。理路整然とした説明で読みやすく、また自分の今後の身の振り方の参考になる良書です。

  • 情熱大陸を見て速攻ポチりました。

    科学が発生するまでは殆どの事象は魔術的に説明されており、科学がそのベールを脱がせた、つまり「脱魔術化」したのであるが、コンピュータが発明され、現代の私たちは使いこなしてはいるけれどもコンピュータ内部で何が起こっているかは非常に複雑でわかりにくい。しかし利便性は享受する。このような「再魔術化」こそがこれからの世界で起こることで、人間は魔法をかける側になるか、魔法をかけられる側になるかに分かれる。いかにAIが発達しても、AIにないのは「モチベーション」である。人間はモチベーションを高めに設定し、合理的かつ情熱的なモチベーションにより機械を使う。従来通りの教育を受けたままでは、いわゆるホワイトカラーの仕事しかできず、それは間違いなく機械に取って代わられる。そして機械に使われる側になる。魔法使いになるためにどうすべきか。どういったマインドで(勉強とは区別された)研究に臨むか。

    試験明け色々終わり、ようやく落ち着いたので読了。
    ひととおり通読したが、単語を調べながら、とか、これはどういう意味だろう?を考えながらの読書だったので、恐らくまだ理解が足りてない。理解は足りていないが、「言語化から絶対に逃げるな」という本書の言葉に従い簡単にまとめ。読了後1日明けての投稿ですが、まだ本文中の言葉や例えのままなので、まだ自分のものになっていない。必ず再読します。

  • 刺激的。自分が「魔法をかけられる側」「コンピュータいとってかわられるホワイトカラー」のままでいるのか、「魔法をかける側」「クリエイティブ・クラス」「コピーできない暗黙知をためる人」になっていけるのか。自分お「市場価値」はいつが最大なのか。。

    わくわくする気持ちと、危機感とがないまぜになった心持ちがしている。

    もう5年、10年、と時間がある程度経過する都度、答え合わせをするかのように読みそうな本。

  • 20世紀は映像の世紀だったが、コンピュータによって自然とデジタルの違いを人々は意識しないようになる。それがデジタルネイチャーの世界であり落合さんの言う魔法の世界。

    そんな世界ではみんなが知っていることを知っているだけでは優位に立てないし機械に置き換えられてしまう。必要なのは自分だけが知っている暗黙知をためること。魔法を使える側になること。

    自分の専門を見つけるとき、「すきなこと」はよくわからなくても、世界にある小さな問題をひとつ自分で解決してみようと考える。それには
    ・それで誰が幸せになる?
    ・なぜいま?
    ・過去のどのアイデアからそれにいたった?
    ・どこに行けばそれができる?
    ・そのスキルはほかの人にはできない?
    の5つを考えてみて、すべてに答えられることが大事。

    落合さんが「世界で一番幸福な人は?」という話題で友人と話をしたとき
    「ブータンの山奥で、いつか世界を変える(と自分では思っている)ビジネスモデルを作っている人」という結論に達したという話は、落合さんの価値観をすごく
    あらわしていると思いました。

    専門的な用語などはでてこないので全体的にとても読みやすく、さらっと読めました。これから将来の道を決める高校生や大学生が読むといいかも。

    「魔法の世紀」と新著「超AI時代の生存戦略」も読もうと思います。

  • 筑波大学助教・メディアアーティストの落合陽一氏の本。
    魔法の世紀よりもより平易な言葉で書かれ、研究そのものよりもコンピュータで生活がどう変わるかという身近なトピックが選択されている。

    研究にかぎらずこれからの世界のあり方について述べ、その中でどういう戦略で生きていくと良いか提示している。

    --
    思考体力の基本は「解釈力」
    言語は最高の思考ツール
    思考体力のある人間は常にマジ。自分の人生の問いについて24時間265日考え続けている。
    ガッツはレッドオーシャン
    クラウドソーシングにより中間的な仕事が飛ばされた。これもコンピュータが仕事を奪う例。
    山中教授は自ら「こんな細胞があれば多くの患者の治療に役立てられる」という問題を考えだし、自分でそれを解決した。これが真のクリエイティブな仕事。
    ロールモデルのないオリジナルな価値を持つ人間になろうとするなら、何かの「魔術師」になるのがいちばん
    文脈とは
    ・それによって誰が幸せになるのか。
    ・なぜいま、その問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか。
    ・過去の何を受け継いでそのアイディアに到達したのか。
    ・どこに行けばそれができるのか。
    ・実現のためのスキルは他の人が到達しにくいものか
    ウナギトラベル

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