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- / ISBN・EAN: 4907953067776
感想・レビュー・書評
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小説家である「私」(竹内結子)のもとに、女子大生の久保さん(橋本愛)という読者から、1通の手紙が届く。
「今住んでいる部屋で、奇妙な“音"がするんです」
好奇心を抑えられず、調査を開始する「私」と久保さん。すると、そのマンションの過去の住人たちが、引っ越し先で、自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていた事実が浮かび上がる。彼らはなぜ、“音"のするその「部屋」ではなく、別々の「場所」で、不幸な末路をたどったのか。「私」と久保さんは、作家の平岡芳明(佐々木蔵之介)、心霊マニアの青年・三澤徹夫(坂口健太郎)、そして「私」の夫・直人(滝藤賢一)らの協力を得て、ついに数十年の時を経た、壮大なる戦慄の真相に辿り着く。だがそれは、新たなる事件の序章に過ぎなかった―。すべての事件をつなぐ【穢れ】の正体とは?予定調和を許さない驚愕のラストまで、目が離せない。実話怪談もの独特のリアルな恐怖演出(不気味な黒い影、ごうっとなる風の音、姿の見えぬ畳を擦る音などじわりじわりと五感に訴える恐怖演出)、ホラー小説家の私が読者の投稿をきっかけに奇妙な噂や事件や怪異があった岡谷マンションとマンションが建つ以前を調査していくが怪異の関連が見えぬが故のスリリングなミステリー、過去の出来事や人が残した怨みや不幸が積み重ねられた穢れの恐ろしさ、淡々とした演技が印象的な竹内結子やミステリアスな橋本愛や陽気な佐々木蔵之介など名優のアンサンブル、おぞましき穢れの真相、傑作ホラーミステリー。 -
面白かったけど、調べれば調べる程ちょっとキリが無い感じだったけど結局は炭鉱の人達が発祥かな?
そして最後あのお坊さんはひっそりと供養していたのかな?
でも微妙に笑ってたよね?
恐怖度は最近の日本のホラー映画の中では良い方だと思うかな -
どんどん過去を遡ることで業の深さを知り、その根深さに恐怖するというのがキモだと思ったので、幽霊?怨念?的なアレをあえて明確に具現化しなくても良かったんじゃないかと。
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和風ホラーの真骨頂。
こういう観終えてからも継続してじわじわくる怖さは邦画ホラーの方が感じるかな。
怖楽しかった。
ひとことだけ。
なぜ、敢えて夜に行くんだ。 -
「隣の部屋から音がする」とか「床下から人の声みたいなのがする」とか、実生活の身近な感覚を攻めてくるタイプのホラー。暴太郎レベルの「縁」を持ち込んでくるのであれもこれも穢れの縁。嫌な暴太郎だな。
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怖さ5
こう、何が具体的に怖いというか、日常と重ね合わせて自分にも起こりうるかもしれないと想像してしまうことが、より怖い。 -
サスペンスホラーっていうのかな、こういうのは。怖い映画はすっかり苦手になったけど、竹内結子出演で観たことがない映画だったのでとりあえず観てみた。ビクビクしていたほどと言うかほとんどショッキングなシーンはなかった。その土地にまつわる過去が次々に結びついていって現在に至る訳で、これがこの物語の肝であり怖いところなんだと思うんだけど、過去の出来事を遡っていくうちに理解力に欠けるオイラは「それとこれのどこがつながるの?」となってしまい、それがわからないうちに物語が進んでいってしまうので怖がる暇もなくて、はっきり言うとよくわからないままに映画は終わっていた。竹内結子ファンとしては、これ、竹内結子主演じゃなくてもよかったかな。だって彼女の笑顔が見れないんだもの。