劇場版KING OF PRISM by PrettyRhythm 初回生産特装版Blu-ray Disc

監督 : 菱田正和 
出演 : 柿原徹也  前野智昭  増田俊樹  寺島惇太  斉藤壮馬  畠中祐  八代拓  五十嵐雅  永塚拓馬 
  • エイベックス・ピクチャーズ
3.80
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本棚登録 : 62
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562475259902

感想・レビュー・書評

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  • いきなり応援上映で鑑賞してしまったせいか、周りのテンションと内容に着いていけず。でも劇中の歌は素晴らしいし、なにより勢いとキラキラ感のあるストーリーには元気を貰える。深夜の上映だったにもかかわらず、キンプリエリートさんたちのエリートさには驚いた。

  • 噂以上の謎映画でした。私の知らない世界。けれど、ラスト不思議と続きが気になりました。続きがあればみたいです。

  • 未だにキンプリを観ていない。もっと詳しく、でもふわっとした内容が知りたい。
    そんな人向けかもしれない、ダラダラと書いた今更なネタバレ含む要約と感想です。



    キンプリはいいぞ……。

    その言葉が私のTLに初めて現れたのはいつのことだっただろうか。
    笑いを堪えるのがつらい、何がおきたのかよくわからない、世界が煌めいてみえる、尻からハチミツ、アフレコできる、応援上映、とりあえず観ればわかる。
    そんな感想レポが気付けば毎日のように流れてくるようになった。意味がわからない。
    周りの友人も続々と興味本位で映画館に行っては、同じようなことをつぶやくようになった。
    ホビーアニメが好きで、某超次元蹴球を受け入れられるなら絶対大丈夫だよ、行った方が良い。そう勧められるも一人で行く勇気はなく、日々盛り上がりをみせるTLを眺めるだけだった。
    そんなある日、ついに私にも転機が訪れた。
    ホビアニとはほど遠いところにいたように思われるのに、気付けば沼に頭まで浸かってしまった友人が一緒に行ってくれるというのだ。
    このチャンスを逃すまい。
    予定はトントン拍子で通常上映へと足を運ぶことが決まり、遂にその日、私は聖地バルト9へと足を踏み入れた。
    そしてそこに広がっていたのは……【楽園―Paradise―】。

    私は主人公・一条シンと共に、満員のとても大きなライブ会場で、初めてプリズムショーなるものに触れることとなった。
    ただのライブではない。プリズムショーだ。プリズムショー……それは心の煌めき。
    などと言われてもよくわからないだろう。
    プリズムショーとはスケート、歌、ダンスによる総合エンターテイメントショーのことだ。
    もっと分かりやすく言うと超次元フィギュアスケート(歌も歌う)である。
    そのショーの一部であるプリズムジャンプと呼ばれるものが、謎の感想がTLに溢れかえった原因の一因だ。
    プリズムジャンプは平たく言えば必殺技。フィギュアスケートなどでも4連続ジャンプを飛んだ!などと言われればずぶのど素人でもこの人はすごい人だと思える部分だ。
    そしてこの作品はホビアニ。それも超展開型。
    そんな作品の必殺技なのだから炎も出せれば、影分身も出来るようになるし、ベッドが空を飛び楽園へと誘われてもおかしくない。一切おかしくなどない。世の中には魔人がゴールを守ってくれたり、どでかいきな粉餅でDFするサッカーがあるのだから、至って普通のことだ。
    ここが受け入れられないと、この作品のストーリー面を楽しむことは難しいかもしれない。

    さて、最初の数分で、この怒濤のプリズムの洗礼を主人公と共に受けてから物語は進む。

    プリズムショーの煌めきにあてられた主人公は、ひょんなことから自らもその道へと進むことになるのだが、そこで待ち受けていたのは年齢も性格も見た目の傾向もバラバラな6人の寮生仲間と、経営大丈夫か? と心配したくなるボロボロの練習用リンク。
    しかしそんなことは気にしない。彼はいまプリズムショーの素晴らしさを世に伝えたくて胸を弾ませているのだ。

    彼を軟派もといスカウトした所属団体の主宰の仲介により、彼が初めて目にしたプリズムショーを行っていたプリズムスタァの、オーバーザレインボーの3人と出会うことになる。
    主人公の先輩にあたる3人は、主人公にアドバイスを求められると、自分たちの経験談を交えて答える。
    今となっては大スタァの彼らだが、彼らにも色々と悩んだり苦しんだりとTV放送で51話くらいかけないと話しきれない成長物語があったのだ。詳しくは「プリティーリズム・レインボーライブ」を観て欲しい。プリリズRLはいいぞ。

    その後、先輩たちの激励を受け、寮へと帰宅するわけだが、その道すがら主人公は彼と出会った。
    そう、彼だ。主人公がプリズムショーを観に行くきっかけとなったあの少年だ。
    儚さを持つ美しい少年が、主人公にある願いを託していたらしい。
    その出会いのストーリーや奇妙な願い、言動は、どれも意味深で不思議な雰囲気を持っている。
    ただはっきりとわかることもあった。明らかに美少年と主人公の間には何かしらの関係があるのだろう。
    謎を残したまま彼は去って行く。「またあえるよ」その言葉を残して。

    その後、主人公はラッキースケベ(仮)事件を起こしたり、先輩の一人がライバル校の生徒とプリズムショーで熱いバトルをしたり、まさかの先輩ユニットの解散など、物語はめまぐるしく進んで行く。
    気付けば主人公も立派にプリズムショーができるほどに成長していた。

    しかし、そこで彼だ。また彼がやってくれた。
    これはどういうことだ? 彼は何を考えている?
    話しの続きを半ば混乱した頭で待つ私をあざ笑うように、館内は明るくなった。
    一時間という時間の割に濃いひとときはあっという間に過ぎ去っていたのだ。
    わけが分からない。いったいこの先はどうなる? 彼は一体どういう存在なのだ?

    疑問を抱えたまま今度は応援上映で、二度目の視聴をすることになる。
    なんだろうか、そこには通常上映の時とは違う高揚感があった。
    曲に間の手を入れ、声援や通常上映では必死に堪えていた笑いや突っ込みを思う存分いれていく。初めて知る爽快感だ。
    だが彼への疑問は膨らむばかりだった。

    その疑問の答えを求めてこの映画の過去にあたる「プリティーリズム・レインボーライブ」を視聴することにした。
    そこで、映画では語られなかった既存キャラの歴史を知り、プリズムショーのなんたるやを知り、彼という存在へのヒントを得た。
    するとどうだろうか。
    今まで何も感じなかったシーン、台詞に一層深みを感じた。笑いを堪えていた場面で今度は涙を堪えることに。そういうものだと思っていた言動には疑問を感じ始める。
    ただでさえ尺が足りない、一時間に詰め込み過ぎだと思っていたのに、思っていた以上のものがそこにあったことに気付いた。
    そうだ。この作品は51話かけてやるべき話しなんだ。
    せめて中編と後編の制作を発表してくれ。

    その願いを胸に7回目の鑑賞を終えたが、願いはまだ叶いそうにない。

    以上がキンプリ後発組の私のこの一ヶ月半の出来事である。




    既に散々言われているように観る人を選ぶ作品です。

    ・初回は通常上映が断然おすすめ。
    ・映画館にもよりますが、応援上映は人が多いと台詞が聞き取れません。
    ・知識0でみてもストーリー自体は単純且つ、主人公も知識無しのところから始まるので内容は入ってきやすいです。
    ・ただしホビアニによくある唐突な出来事を受け入れられないタイプの方は置いてけぼり感を感じるかもしれません。目の前でおこったことはその世界ではできてなんの不思議もないことなのです。
    (ミュージカル作品で道のど真ん中で突然歌って踊りだしても誰も不思議に思わないのと同じです。)
    ・肌の露出が多いのは仕様だと割り切りましょう。
    ・この作品はまだ序章。いい所で終わっても泣かない。
    ・正直、映画単品だと内容の薄いキャラカタログに思えるかもしれない。
    ・映画をみて少しでも気になった、楽しめたならプリリズRL視聴をおすすめします。
    ・プリリズRLはいいぞ。



    ハピなる教信者より。

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