はなちゃんのみそ汁 [DVD]

監督 : 阿久根知昭 
出演 : 広末涼子  滝藤賢一  一青窈  紺野まひる  原田貴和子  春風ひとみ  遼河はるひ  赤松えみな(子役)  平泉成  高畑淳子 
  • オデッサ・エンタテインメント
3.09
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571431212356

感想・レビュー・書評

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  • 賛否両論のある映画であることを認めた上で、父親が娘に語った言葉が胸を刺す。

    がん再発の危険性が高まる娘の「妊娠」という局面で、父親が「お前の命はどうでもいい。死ぬ気で子供を産め」という娘への言葉は心から娘を愛する父親にしか語れないと思う。

    この場面を見るだけでも価値があります。

  • やー…面白くなかったな…!主役は夫婦じゃなくて、はなちゃんであるべきだった。この物語は、まだ小さいはなちゃんが毎朝鰹節を削ってみそ汁を作るようになって、大きくなってもお母さんの教えを守り続けてるってことじゃない?「乳癌で死にゆく千恵さん」じゃ、どっかの映画の刷り直しみたい。はなちゃんから見たお母さんの厳しさももっと表現してほしかった。

  • だんなの立場で見てしまうけど、辛かっただろうと思う。花ちゃんがいたから耐えられたのかな。

  • 俺も健康でいないとな。
    家族を悲しませたくない。

  • こりゃ泣くよね…。
    広末歳とったなぁ…。

  • 広末涼子 滝藤賢一 平泉成 赤井英和が同級生の運送屋として出演 宝塚出身の客演達 宗像市 長崎県 玄米 古谷一行 体温を上げて免疫力を高める 一青窈 鰹節 西日本新聞社 教育大学 定期検診 住友生命がスポンサーか お父さんすりすりして

  • 日本がらみの国際便に乗る際に決まって邦画を観るようになったのはここ数年のこと、やはりJapan Societyの映画祭なんかを通して発表から1~2年余りの新作邦画に触れる機会が増えるようになってからだろうか。「やるやん、近頃の邦画。」なんていう当時の旧作・名作邦画にハマっていた自分は妙な上から目線からスタートし、数本観た頃にはあっという間に地平線以下にその視点は移っていた。そんなこんなで今回の往復期間中に機会を与えてもらった本作、なかなかよかでした。

    鑑賞後に調べてわかったのは本作は実話に基づいた出版物(より正確にはブログの書籍化)を発端にTVドラマ化を経て映画館されたものだったということ。(そうかぁ、今はそういうパターンの映画化もあるわけですな…というのが年寄りの反応。)TV版は尾野真千子が演じていたということでこちらはこちらで観たくもなったり。

    出産にまつわるストーリーにおいて広末涼子の父を演じる平泉成が「死ぬ気で産め!」と言い渡す部分にいたっては、つい先日河瀬直美監督の「垂乳女~TARACHIME~」(2006)、「玄牝-げんぴん-」(2010) を鑑賞したばかりゆえ、特別な思いをもって通りすぎざるをえなかった次第。きちんと予習の機会を与えてもらえたことにも感謝である。

    一青窈が芝居をしているのをみたのは初めてだったもんでエンドロールをみるまで完全スルー状態、前回「ペコロスの母に会いに行く」(2013) においてもスルーしてしまった原田貴和子は二連続スルー、平泉成にいたってはそのフケぶりにこれまたスルー、近頃テレビ出演にもお忙しい高畑淳子にいたってもスルー…といろいろスルーづくし…。まだまだ若輩者です、ハイ。

    夫役の滝藤賢一という役者さんは今回初お目見えだったものの、なかなかの曲者。無名塾出身であの仲代さんに鍛えられたということであれば納得の実力、またどこかの作品でお会いできるのが楽しみである。

  • 闘病手記などの作品は、あまり見ないようにしているのだけれど、この作品は以前から気になっていたので、ようやく。

    実話を元にした作品で、ストーリーは先が読めるもの。
    ただ、主人公の千恵さんが伝えたかったこと、ご主人が残していきたいもの、が溢れている作品のように感じた。
    「がん」ではなく「ぽん」
    言い方を返るだけで、本当にちょっと笑える。

    親は必ず子供より先に旅立つ。
    そのことを踏まえたうえで、子供に何を遺していくのか、私もしっかり考えたい。

  • 広末涼子が昔から苦手というか嫌いで……アイドル時代からなんでこんなに人気あるのかよくわかんなかったんですよね。「嫌いな女優はそんなにいない」って自分で思ってたけど、意外といるかもしれない笑。波瑠とか広末とか。
    嫌いだけど、上手い使い方してるなぁと思ったのはモッくんの『おくりびと』とか。
    私は女優にせよ映画そのものにせよ、食わず嫌いせずなるべく観るようにしてるので鑑賞。

    広末がダメなぶん、滝藤賢一さんがほんと最高でした!滝藤さんの出演作はほとんど知らず、『半分、青い。』と『貴族探偵』で観てるぐらいだけど、めちゃくちゃ面白い。演技の幅が広いかどうかはわからないけど、コミカルな役をさせるとほんと良い。

    映画、原作とも何年か前に話題になってましたね。ちゃんと鑑賞してみると、意味がよくわからなかった笑。批判してる方も多いそうだけど全く同意見です。(個人の生き方は別に否定しない。)

    私は子供いないからよくわからない部分もあるけど、もしいたらやっぱり「子供のために」自分の命は大事にすると思う。
    代替医療はけっこうですが、そのあとちゃんと検診に行かなかったのはどういうわけなんだろう。

    それと、味噌汁や漬物やめざし?(魚の種類失念)って、全部塩気がありますよね。実際、はなちゃんが塩をなめるシーンもあったし(子供あるあるだよねw)。味噌は手作りなので減塩してるとは思うけど、塩分って胃ガンのリスクファクターのひとつだと思うんだけど…。

    食育の面では、子供の頃から料理を作らせるのはとても良いことだと思う。けど、だからといってそれだけでガンにならない、病気にならないわけではないので。そこは別につながってないですよね。だから、なんでこの作品が「感動の実話」として流行ったのか、私にはよくわかりませんでした。

    他、広末の歌がひどかったり(宝塚のおふたりと並べるのはむしろ酷)、一青窈の福岡弁?が変だったりとか。

    滝藤さんを堪能するには良い映画だったけど、それだけだなーと思いました。

  • 「涙を笑いで包んでぽん!」

    命をつなぐ方法はいくらでもあるのですね
    終わり方
    終わらせ方ではなくそれまでどう生きたか
    誰だって死にたくないさ

    誰だって必ず死ぬんだよ
    その時は必ず来るんだから誰かに何か伝えたいことがあるのなら戸惑うことなくすぐに伝えなきゃね
    明日が必ず来るとは限らないから今を精一杯生きて行こう

    恩着せがましくない滑らかな流れるようなお話でした。

  • 2018/05/06

  • CATVでやってたのを鑑賞。

    闘病ものはウェットなものが多くて、観ると辛くなるのであまり闘病ものは見ないようにしてるんだけど、冒頭のダッシュする新郎新婦から気持ちが持っていかれて最後まで観た。

    ウェットすぎず、ユーモアにあふれててよかったな。
    ピュアなのか無神経なのか優しいのかよくわからないけど滝藤賢一演じるご主人の役がすごくいい。
    自分の死んだ後も子供が元気で笑っていられるように、という主人公の気持ちがほろりと来る。
    一青窈の主題歌もよかったなー
    ・死ぬ気で産め、の言葉を自分の娘に言うってなかなか出来ないよなー
    ・宝塚キャストの歌唱力と立ち姿の美しさ
    ・「私はツイている」の台詞は子育てしんどくなったら思い出してみよう
    ・乳ぽん

  • 笑顔っていいなと思いました。

  • BSでちょうど流れていたのと、「死」をテーマにした話は好きではないけれど、以前映画館で見た姉が良いと言っていたので

    玄米・味噌汁、体温を上げる…
    そうだな、と

    世の中に、ガンになる人とならない人がいるのはどうしてだろう、と改めて思った

  • なんとなくストーリーはわかってたので泣かずにすんだ。

  • DV 5 / 1724
    1120172401

  • 乳ガンと出産・育児、そして食育。

  • いやー、そりゃあ泣けるに決まってるけどさぁ…(´・_・`)
    なんで検診行かなかったんだろう。怖かったのかなぁ、また見つかったりするのが…。

    がんが全身に転移してしまった女性が、自分の娘に生きる術を伝えようとする映画。
    みそ汁を作るのは、はなの役ね、って。
    病気はつらいなぁ。誰かがいなくなってしまうというのは、理由はどうあれ悲しいものなんだけど。

  • 原作も読んでましたが、映画も同様で涙でぼろぼろ。

    特に最後のひと言で涙腺爆発です。

    親ってやっぱり自分の子どもに
    これだけは、というものを授ける。

    それがはなちゃんにとってはみそ汁や料理。

    「しっかり作り、しっかり食べる」
    これができれば、生きていける。

    きっとこういうことを自分の子どもに残せたら
    それは短くてもとっても素敵な人生だと思う。

    ちょうど海老蔵さんの会見を見た直後の映画だったので
    尚更ヤバかった。

    やっぱり夫の立場であらためて思った。

    大事な人を失うかもしれないと思う夜を
    どんな風に過ごせばいいのだろうと。

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