合本 64(ロクヨン)【文春e-Books】 [Kindle]

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著者 : 横山秀夫
  • 文藝春秋 (2016年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (503ページ)

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合本 64(ロクヨン)【文春e-Books】の感想・レビュー・書評

  • 映画になったりドラマになったりとしていてずっと気になっていたのでKindleで購入。主人公の娘が家出をしてしまっていると言う家庭的な事件と、県警内部の構想、そして昭和60余年に起こった未解決の誘拐殺人事件の3つの物語が重なり合って進んでいく。
    場面場面におけるキャラクターがどのように判断し、行動したか、を描くことに注力をしているため、全ての謎が解明されるわけではないと言うところが若干消化不良。とは言え複雑に絡みあったストーリーを破綻させることなく最後まで引っ張っていく筆力は流石。

  • 初横山秀夫。
    誘拐を軸に進む話は、三上の娘の件が気になって気になって仕方がない。

  • 2017.6.6 ★4.0

    昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件にD県警の警務部と刑事部の争いがどう絡んでくるのか、もと捜査一課刑事で誘拐事件の捜査にも携わった警務部広報官三上はどこに矜持があるのか、前半の展開はゆっくりでやや焦れったいですが、後半は一気読みでした。

    ↓↓↓あらすじ↓↓↓
    昭和64年に起きたD県警史上最悪の誘拐殺害事件を巡り、刑事部と警務部が全面戦争に突入。広報・三上は己の真を問われる。

    警察職員二十六万人、それぞれに持ち場がある。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事である。神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。D県警は最大の危機に瀕する。警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。

  • 長い。
    4/3から怒涛のように動き出す。
    前半は、広報と記者クラブの確執やら、警察内部のゴタゴタやらが描かれていて、
    長いな〜。
    まあ、そういう事を描かないと、後半に持っていけないのかも。

    完全解決とは言えないが、三上の心の持って行きどころが、はっきりして読み手もスッキリしたかな。

    雨宮の心のうちを思うととても辛かった。

  • 次から次へと襲いかかる「対立」のシーンに、読んでいてちょっと疲れた。いや、読み手の問題なんだと思います。心穏やかな時に読んだ方がよかった。

  • 最後のだけ震えるね。
    だけどそこまでが長い。
    記者クラブネタで引っ張るわりには、記者クラブネタがグッと来ないから、前半がだるい。

  • 「ロクヨン」とは1964年に発生した誘拐事件の符丁
    作品中では「D県警」管内で発生したとされており、そのD県警の中で語り継がれているのだ
    何故語り継がれているかというと、その誘拐事件の犯人を捕まえることができなかったからである

    さて本作の展開
    時代はロクヨンの時効間近
    ロクヨンには刑事部として参加した三上という刑事が中心となって展開していく

    三上は刑事部から警務部に異動になっている
    いわゆるマスコミ対策の係をしているのだが、バリバリの刑事だった三上が異動になった理由は彼の娘の家出が原因

    序盤はロクヨンに関わった人たちの現在を明らかにしつつ、地方警察対マスコミのどす黒いやり取りに多くのページを割いている
    警察対マスコミのやり取りは読んでいてもイヤになるくらい
    これはリアルなのだろうか?マスコミとはこんなにイヤな連中なのだろうか?

    三上の娘の家出、警察対マスコミ、ロクヨン、基本はこれら3つのストーリーで展開していく
    三上は熱い刑事魂を持っており、当初は警務部の仕事にハマっていなかったが、最後は警務部の仲間と共に刑務の仕事に目覚めていく

    中盤以降は政治的な話で展開していく
    地方警察刑事部の長であるD県警刑事部長の役職を本庁(警視庁)が取り上げようとしている事が判明
    刑事魂を持つ三上としてはそれをぶち壊したい気持ちがありつつ、警務部の役職に就いている身としては本庁のお偉いさんがD県警に来る場をセッティングしなければならない

    その葛藤が描かれている中で誘拐事件が発生する
    ただの誘拐事件では無かった
    確実にロクヨンの関係者がロクヨンで起きた事実を模倣して起こした誘拐事件と思われる誘拐事件だった

    全体的に重厚なストーリー
    取っ付きにくく、気楽には読めない感が大きい
    個人的には序盤は集中できず
    中盤から終盤に向かう当りから集中できた感じ
    でも読んで良かった
    面白かった

  • テレビドラマ、映画と観てやっと原作本読了!
    気力体力の低下にこの警察の権力闘争というか刑事部と警務部との内部抗争は読んでて嫌になって途中やめようかと思ったほど。
    こんな暑い季節は、単純明快なストーリーの方がいいや。読む季節を間違えた。

  • 映画の宣伝見て読んでみようかなと思ったのですが、一気に読みました。面白かったです。
    様々な二対がこれでもかとばかりに目まぐるしく張り巡らされ、一瞬も緊張が途切れないまま、一気に事件の解決に導かれていくのは、圧巻でした。翌日、目がしょぼしょぼです。
    三上と二渡、これもなかなか象徴的なネーミングだなと、思いました。
    読後感が悪くないのは、とても男性的な作品であると感じることと、人の持つ昏い部分が書き込まれていないからかと思いました。

  • 実は二度目の挑戦。
    初回は図書館で借りたものの本の重さと字の細かさ、馴染みのない世界に対する知識と興味不足etc.に負けて2〜3章で挫折、間にNHKのドラマを挟んで電書で再読。
    ドラマの画が頭に残っていた為か、前回よりは楽に読めたーーその分驚きが減ってしまったのは残念だったけれど。
    ただしこの作品の注目すべき点はそこではない(と解釈した)ので、さほど問題はなかった。

  • 【大ヒット警察小説、待望の合本化!
    】昭和64年に起きたD県警史上最悪の誘拐殺害事件を巡り、刑事部と警務部が全面戦争に突入。広報・三上は己の真を問われる。究極の警察小説!

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