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感想・レビュー・書評
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2017.6.6 ★4.0
昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件にD県警の警務部と刑事部の争いがどう絡んでくるのか、もと捜査一課刑事で誘拐事件の捜査にも携わった警務部広報官三上はどこに矜持があるのか、前半の展開はゆっくりでやや焦れったいですが、後半は一気読みでした。
↓↓↓あらすじ↓↓↓
昭和64年に起きたD県警史上最悪の誘拐殺害事件を巡り、刑事部と警務部が全面戦争に突入。広報・三上は己の真を問われる。
警察職員二十六万人、それぞれに持ち場がある。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事である。神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。D県警は最大の危機に瀕する。警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。 -
長い。
4/3から怒涛のように動き出す。
前半は、広報と記者クラブの確執やら、警察内部のゴタゴタやらが描かれていて、
長いな〜。
まあ、そういう事を描かないと、後半に持っていけないのかも。
完全解決とは言えないが、三上の心の持って行きどころが、はっきりして読み手もスッキリしたかな。
雨宮の心のうちを思うととても辛かった。 -
2016.7.20読了